ガザの国連施設が炎上、市中心部延焼2009年1月15日18時58分印刷ソーシャルブックマーク 【エルサレム=井上道夫】パレスチナ自治区ガザのガザ市にある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部で15日午前、イスラエル軍の攻撃によって火災が起きた。15日午前11時(日本時間同日午後6時)現在、延焼中。本部は人口が密集する市中心部にある。 UNRWAのムシャシャ報道官によると、ガザ市周辺では14日夜から空爆や戦車による攻撃が激しくなっているという。スタッフに死傷者が出ているかどうかは明らかになっていない。報道官によると「白リン弾によって火災が起きた可能性がある」と指摘している。 白リン弾は煙幕を張るために使用されることが多く、国際条約では使用が禁止されていない。だが、火炎や光熱による殺傷能力があるとされ、人口密集地での使用は国際人道法などに違反するという指摘もある。国際人権団体や現地