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ブックマーク / arisan-2.hatenadiary.org (6)

  • どちらが絶滅論者か - Arisanのノート

    これは、まったく真っ当なことを言ってるよ。 パレスチナ:「ハマス無視では解決なし」 ハニヤ氏政治顧問、オバマ米政権をけん制 http://mainichi.jp/select/world/news/20090126dde007030058000c.html 「ハマスは、イスラエルの生存権を認めてないから」とか、名目上のことだけを問題にする馬鹿な人が、(反戦派、イスラエル批判派のなかにも)いるけど、ハマスのどこにそんな実力があるんだよ。 実際に相手を絶滅させる力を持っていて、現実にそれを行使して圧迫を加えてきたのはイスラエルの方じゃないか。いわばそのことの反映として、抑圧されてきた民衆の心情的な支持をとりつける形で、ハマスの名目上過激な言説も出てきている。 パレスチナやハマスの生存権を認めないという「過激な」言説を表明していないイスラエルの方が、現実には日常的にハマスのメンバーや、一般のパレ

    どちらが絶滅論者か - Arisanのノート
    so1944
    so1944 2009/01/27
    力関係および事の正当性をスッ飛ばした相対化。
  • 『パラダイス・ナウ』 - Arisanのノート

    大阪九条の映画館シネ・ヌーヴォで開催中の「パレスチナ映画祭」のなかから、『パラダイス・ナウ』を観てきた。 映画祭の案内は、こちらで。 映画のホームページは、こちら。 イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区を舞台に、組織から指名されていわゆる「自爆攻撃」に赴いていく二人の若者の、葛藤と苦悩を描く。 主人公は、サイードとハーレドという二人のパレスチナの若者。自動車修理工として働いているが、生活の糧を得るのが精一杯で、希望のない占領下の日常であることが伝わってくる。 「占領下の日常は牢獄と同じだ」という台詞が後に出てくる。 しかし、そのなかにも家族との交流や、友情があり、出会いがある。 印象深い場面は、ナブルスの町を見下ろす高台の斜面で、二人が水タバコを吹かしているところだ。占領下の日常を生きて、抵抗組織に属している二人は、すでにどこか死を意識している節があるのだが、ラジカセでかかる民族音楽風のメ

    『パラダイス・ナウ』 - Arisanのノート
  • 違憲議員たちの自覚なき権力と暴力 - Arisanのノート

    先日の稲田朋美に続いて、また自民党の違憲国会議員の存在が明らかになった。 http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20080411ddm041040123000c.html この問題を巡っては有村治子参院議員(自民)が自身のホームページで、「心外なお気持ちでいることを人づてに聞いていたので、伝聞では国会質問はできないと考え、刈谷さんご夫と直接初めて連絡をとった」と、3月25日に刈谷さんに連絡したことを明らかにしている。 一般論として、ドキュメンタリー映画の製作と公開にあたって、作り手の側と、取材され出演者となった側との間に、行き違いのようなものが生じることは、決して珍しくないだろう。 撮影が進む過程でそれが露呈することもあれば、出来上がったものの試写を見て、またそうでなくても時間が経過するにしたがって、出演する当事者の思いに何らかの変化が「自然」に生じると

    違憲議員たちの自覚なき権力と暴力 - Arisanのノート
  • チベット問題をめぐって、さらにいくつか - Arisanのノート

    昨日だったか、フランスの大統領のサルコジが、チベット情勢を理由に北京オリンピックの開会式のボイコットもありうるという発言をした。 暴動を支持すること ぼくは、いくつかの報道から、今回のチベットでの出来事の背景には、歴史的な背景や独立への要求等に加えて、民族差別的なものと自由経済の導入に伴う経済的な要因(チベットの若者たちの困窮)があるのだろうと考えているので、同様の背景を持った移民二世の若者たちの「暴動」を弾圧したサルコジが、今回このような態度を示していること自体は、じつに白々しいことだと思う。 今回の出来事について、チベットの人々を支持する人たちも「暴動」という語の使用を避けているように思われるのは、間違ったことであると思う。 経済的・社会的(差別など)に追い込まれた人たちには、暴動を起こす権利がある。 そのなかで起きる個々の暴力*1は、それ自体としては許されないものが大半だろうから、個

    チベット問題をめぐって、さらにいくつか - Arisanのノート
  • イージス艦・批判の責任 - Arisanのノート

    毎日新聞の報道によると(3日付3面)福田首相は2日、首相官邸で記者団に石破氏の続投を強調した折り、行方不明になっている吉清さん親子の家族からの手紙に、 『石破氏にしっかりと事故が起こらない体制を作ってほしい。決して辞めればいいというものではない』 と書いてあったことを明らかにしたそうである。 大臣を解任するかどうかという政治判断の責任を一私人の言葉に、しかも国の責任によって起きた事故の被害家族の私信の内容を明かしてしまうことで委ね、自分たちの政治的地位の維持に利用しようとは、恐れ入った了見だ。 ここには、「被害者がこう言っているのだから」ということを盾のようにして、多くを語ることが出来ない、傷つけられた弱い立場の人々の存在と言葉を利用することで目的を果たしていこうとする、権力を持つ側の悪質な政治姿勢が見てとれると思う。 いわば強いられた沈黙や表現を、その込められた意味に対する人間的な想像力

    イージス艦・批判の責任 - Arisanのノート
  • 橋下氏の発言について - Arisanのノート

    2月1日付け毎日新聞朝刊(大阪社)、2面より。 橋下氏、府債容認に転換 大阪府知事選に初当選した橋下徹候補(38)は31日、来年度予算編成で府債発行(借金)を認めない方針を事実上、撤回した。府債の一部は地方交付税が充当されることを知り、30日に一部容認する方向に転換。この日は、「(発行しないという)それまでのコメントは政治的な戦術もある」などと、従来の発言を翻した。 橋下氏は府債を発行しない公約を掲げて知事選を戦った。報道陣から公約の重みを指摘されると、「あらゆることを知ったうえでしか発言できないのであれば、今までの行政と変わりがない」と反論した。また、当面は7月までの暫定予算とし、その間に全事業を見直したうえで補正予算を組む方針を示した。 よく調べてみたら思ってたのと事情が違ったので、早めに修正したということであろう。 橋下氏の擁護者は、「いわば素人なのだから、事前の勉強が不足していた

    橋下氏の発言について - Arisanのノート
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