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御講拝読御書と教学に関するsokadamedasiのブックマーク (27)

  • 御講拝読御書研鑽(2024年9月・四信五品抄) - 創価ダメだしブログ

    濁水心無けれども月を得て自ら清めり草木雨を得豈覚有つて花さくならんや妙法蓮華経の五字は経文に非ず其の義に非ず唯一部の意なるのみ、初心の行者其の心を知らざれども而も之を行ずるに自然に意に当るなり。 今月の御講拝読御書は十大部でもある『四信五品抄』の一節です。【四信五品】とは法華経の『分別功徳品第十七』に説かれる門の修行者の信心の段階(レベル)で、「現在(釈迦在世)の四信」は低い方から①一念信解②略解言趣③広為他説④深信観成で、「滅後(釈迦死後)の五品」は①随喜品②読誦品③説法品④兼行六度品⑤正行六度品となります。このうちの一番低い在世の一念信解=滅後の随喜品の修行者を大聖人は天台六即のうちの2番目に低い位である名字即の位と定めて、「一切の法は皆是仏法なりと通達し解了する、是を名字即と為づく。名字即の位より即身成仏する故に円頓の教には次位の次第無し」(総勘文抄)と名字即の位で即身成仏するとご

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    sokadamedasi 2024/09/09
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  • 御講拝読御書研鑽(2024年8月・上野殿御返事) - 創価ダメだしブログ

    仏にやすやすとなることの候ぞ。おしえまいらせ候わん。人のものをおしうると申すは、車のおもけれども油をぬりてまわり、ふねの水にうかべてゆきやすきようにおしえ候なり。仏になりやすきことは別のよう候わず。旱魃にかわけるものに水をあたえ、寒氷にこごえたるものに火をあたうるがごとし。また二つなき物を人にあたえ、命のたゆるに人のせにあうがごとし。 今月の御書は御供養の大切さを御指南された上記の『上野殿御返事』の御文です。創価の連中は正宗の御僧侶が供養を強要して法華講員が【供養地獄】に落とされているよう「見てきたようなウソ」を吐いてます。この抄の冒頭で大聖人は「御心ざしの候えば申し候ぞ。よくふかき御房とおぼしめすことなかれ」と言われてます。これは御供養御指南をするにあたり「貴方(上野殿)の信心が深いから」大切な話をするので、それを聞いて「欲の深い僧侶だと思ってはいけません」と念を押して当該御文の御指南

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    sokadamedasi 2024/08/13
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  • 御講拝読御書研鑽(2024年7月・妙密上人御消息) - 創価ダメだしブログ

    已今当の経文を深くまほり・一経の肝心たる題目を我も唱へ人にも勧む、麻の中の蓬・墨うてる木の自体は正直ならざれども・自然に直ぐなるが如し、経のままに唱うれば・まがれる心なし、当に知るべし仏の御心の我等が身に入らせ給はずば唱へがたきか 今月の御講拝読御書は『妙密上人御消息』の御文でした。妙密上人については詳細は不明ですが、鎌倉の楅谷の住んでいた在家僧または御家人と考えられています。大聖人様に御供養を欠かさなかった篤信者であったことが御書からうかがうことができます。抄は建治2(一二七六)年、身延で認められ妙密上人夫に与えられた書です。この御文からは「当に知るべし仏の御心の我等が身に入らせ給はずば唱へがたきか」の部分について話したいと思います。同趣旨のお言葉は「地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり」(諸法実相抄)にも書かれていて末法のおいて題目を唱える衆生は地涌の菩薩であると大聖人は言

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  • 御講拝読御書研鑽(2024年6月・上野殿御返事) - 創価ダメだしブログ

    抑今の時・法華経を信ずる人あり・或は火のごとく信ずる人もあり・或は水のごとく信ずる人もあり、聴聞する時は・もへたつばかりをもへども・とをざかりぬれば・すつる心あり、水のごとくと申すは・いつも・たいせず信ずるなり、此れはいかなる時も・つねは・たいせずとわせ給えば水のごとく信ぜさせ給へるかたうとし・たうとし。 今月の御講拝読御書は『上野殿御返事』からの御文ですが、この御文は創価の座談会御書でも取り上げられているので過去記事をリンクしておきますので詳しくはそちらの記事を参考にしてください。日亨上人はこの御文について、「此等の火の信心者に対しては、一刻の油断も出来ぬ。火吹竹を以て薪を吹き付け、マッチを摺って瓦斯に点火する事を怠ってはならぬ様に、一生涯を通して吾と自ら信心を策励し、又他人からも勧誘してもらはねば、何日となく退転するものである。此に反して、常恒不断の信仰は、消極的で極々微温の者に多い。

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    sokadamedasi 2024/06/11
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  • 御講拝読御書研鑽(2024年5月・妙心尼御前御返事) - 創価ダメだしブログ

    このまんだらを身にたもちぬれば王を武士のまほるがごとく・子ををやのあいするがごとく・いをの水をたのむがごとく・草木のあめをねがうがごとく・とりの木をたのむがごとく・一切の仏神等のあつまり・まほり昼夜に・かげのごとく・まほらせ給う法にて候、よくよく御信用あるべし 今月の御講御書は『妙心尼御前御返事』の御文を拝読しました。妙心尼は高橋六郎兵衛入道のです。河合入道の娘で日興上人の叔母に当たります。持妙尼(大聖人からいただいた法号と言えれています)とも窪尼(夫の死後に郷里の西の窪に移住したのでその地名です)とも呼ばれていて、妙心尼・持妙尼・窪尼は同一人物と思われます。今回は御文の冒頭の御尊受持について少し書きます。創価学会員は自分達は御尊を受持していると思っていますが、「受持」とは単に御尊を所有しているという事ではありません。当御文で「この曼荼羅」と言われているのは大聖人から妙心尼に授与さ

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    sokadamedasi 2024/05/14
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  • 御講拝読御書研鑽(2024年4月・諫暁八幡抄 ) - 創価ダメだしブログ

    今日蓮は去ぬる建長五年癸丑四月二十八日より今年弘安三年太歳庚辰十二月にいたるまで二十八年が間又他事なし、只妙法蓮華経の七字五字を日国の一切衆生の口に入れんとはげむ計りなり、此れ即母の赤子の口に乳を入れんとはげむ慈悲なり 今月は大聖人の立宗の月にちなんで『諫暁八幡抄 』の御文を御講にて拝読しました。抄は弘安3年12月に身延において認めれらた御書で総山大石寺に御真筆があります。日顕上人は御真蹟の末尾に「建武第三丙子六月六日読誦し奉り畢んぬ日道判」 と、日道上人の御筆跡で認められていることを示されたあと、「この書き入れは、御書を心肝に染めよ、との日興上人の指南を基もといとして御書の拝読が種々の形で行われたことを知る証左となる」 (昭和57年御霊宝虫払大法会御書講の砌)と御指南されています。さて今回拝読の御文は法門的な内容ではないので「読めば分かる」という御文ですが、このように「読めば分かる

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    sokadamedasi 2024/04/15
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  • 御講拝読御書研鑽(2024年3月・阿仏房御書 ) - 創価ダメだしブログ

    末法に入つて法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり、若し然れば貴賤上下をえらばず南無妙法蓮華経と・となうるものは我が身宝塔にして我が身又多宝如来なり、妙法蓮華経より外に宝塔なきなり、法華経の題目・宝塔なり宝塔又南無妙法蓮華経なり。今阿仏上人の一身は地水火風空の五大なり、此の五大は題目の五字なり、然れば阿仏房さながら宝塔・宝塔さながら阿仏房・此れより外の才覚無益なり、聞・信・戒・定・進・捨・慚の七宝を以てかざりたる宝塔なり 今月の御講拝読御書は『阿仏房御書』の有名な一節でした。池田創価にかかるとこの御文は「自分が大御尊」などというインチキ講義になってしまいますが教学を体系付けて学んでいれば「自分が大御尊」などという我見驕慢教学にはなりません。「阿仏房さながら宝塔・宝塔さながら阿仏房」との意義は日寛上人が『観心尊抄文段』で「我等一心に尊を信じ奉れば、尊の全体即ち我が己心なり

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  • 御講拝読御書研鑽(2024年2月・唱法華題目抄 ) - 創価ダメだしブログ

    末代には善無き者は多く善有る者は少し故に悪道に堕ちんこと疑い無し、同くは法華経を強いて説き聞かせて毒鼓の縁と成す可きか然らば法華経を説いて謗縁を結ぶべき時節なる事諍い無き者をや 今月の御講拝読御書は『唱法華題目抄』の御文です。抄は文応元(1260)年・大聖人が39歳の時の御述作で佐前の御書ですが十大部に数えられる重要な御書で15問の問答形式で書かれています。今回の御文は【問うて云く一経の内に相違の候なる事こそよに得心がたく侍ればくわしく承り候はん】(法華経の中で摂受と折伏の相反する事が書かれているのが良くわからないから説明してください)という問いに対する答えで、「末法は善がない人が多いので放置していても三悪道に堕ちることは間違いないから摂受ではなく折伏するのですよ」と言われています。ここでいう【善無き者】とは世間通常の善悪のことではなく、妙法の下種を受けていない「未有善(ほんみうぜん)

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    sokadamedasi 2024/02/12
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  • 御講拝読御書研鑽(2024年1月・ 経王殿御返事)※獅子風蓮さんへの回答を含む - 創価ダメだしブログ

    日蓮がたましひをすみにそめながして・かきて候ぞ信じさせ給へ、仏の御意は法華経なり日蓮が・たましひは南無妙法蓮華経に・すぎたるはなし、妙楽云く「顕遠寿を以て其の命と為す」と釈し給う。 経王御前には・わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき、「充満其願・如清涼池・現世安穏・後生善処」疑なからん 今月の座談会御書は『経王殿御返事』からの御文です。『経王殿御返事』は1ページ程度の短編ですが内容の濃い御書ですが、なかでも当該御文は尊義を示す有名で重要な御文です。対合衆の経王殿については四条金吾夫の子供という説がありますがその詳細は不明で男女両説ありますが現在では男児説が有力になってます。病魔に冒された幼い経王殿の母に与えられた激励と信心の御指南の御書です。当該御文で重要なのは、日蓮がたましひをすみにそめながして・かきて候ぞ信じさせ給

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    sokadamedasi 2024/01/17
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年12月・法華題目抄) - 創価ダメだしブログ

    されば、この経に値いたてまつることをば、三千年に一度花さく優曇華、無量無辺劫に一度値うなる一眼の亀にもたとえたり。大地の上に針を立てて、大梵天王宮より芥子をなぐるに、針のさきに芥子のつらぬかれたるよりも、法華経の題目に値うことはかたし。この須弥山に針を立てて、かの須弥山より大風つよく吹く日いとをわたさんに、いたりてはりの穴にいとのさきのいりたらんよりも、法華経の題目に値い奉ることかたし。されば、この経の題目をとなえさせ給わんには、おぼしめすべし、 今年最後の御講御書は『法華題目抄』です。抄については日寛上人の文段がありますので文段を持っている人は読みなおしてみてください。以前、当ブログで抄の題号についての記事を書いていますので下記にリンクを貼っておきます。さて文に書かれている法華経の題目に値い奉るの法華経の題目とは門の尊のことで、この経の題目をとなえさせ給わんとは門の題目の事で

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    sokadamedasi 2023/12/11
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年11月・高橋入道殿御返事) - 創価ダメだしブログ

    末法に入りなば迦葉・阿難等、文殊・弥勒菩薩等、薬王・観音等のゆづられしところの小乗経・大乗経並に法華経は、文字はありとも衆生の病の薬とはなるべからず。所謂病は重し薬はあさし。其の時上行菩薩出現して、妙法蓮華経の五字を一閻浮提の一切衆生にさづくべし 今月の御講拝読御書は『高橋入道殿御返事』の御文です。仏教では仏を医師・教えを薬に譬える例はたくさんあります。法華経の寿量品にも【良医治子の譬え】が説かれています。(いまの学会員は寿量品の長行を読まないから知らないかもね)勤行で読む寿量品・長行の中の「譬如良醫。智慧聡達。明練方薬。善治衆病」から「其父聞子。悉已得差。尋便来歸。咸使見之」までの部分が【良医治子の譬え】になります。譬喩の内容は省略しますが、「譬如良医。智慧聡達。明練方薬。善治衆病。(譬えば良医の智慧聡達にして、明かに方薬に練じ善く衆病を治す)」の良医とは仏様のことで、御仏日蓮大聖人の

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    sokadamedasi 2023/11/13
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年10月・佐渡御書) - 創価ダメだしブログ

    悪王の正法を破るに邪法の僧等が方人をなして智者を失はん時は師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし例せば日蓮が如し、これおごれるにはあらず正法を惜む心の強盛なるべしおごれる者は必ず強敵に値ておそるる心出来するなり例せば修羅のおごり帝釈にせめられて無熱池の蓮の中に小身と成て隠れしが如し、正法は一字・一句なれども時機に叶いぬれば必ず得道なるべし千経・万論を習学すれども時機に相違すれば叶う可らず。 今月の御講拝読御書は『佐渡御書』です。『佐渡御書』です。当抄は私が入信をして一番最初に全文を研鑽した御書で思い出深い御書です。さて今回の御文は同抄の中でも有名な部分でこの一分だけでも多くの御指南が散りばめられていますが今回は、【正法は一字・一句なれども時機に叶いぬれば必ず得道なるべし千経・万論を習学すれども時機に相違すれば叶う可らず。】について研鑽します。この部分は創価教学では「時に合っ戦い」など

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    sokadamedasi 2023/10/08
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年9月・四条金吾殿御返事) - 創価ダメだしブログ

    李広将軍と申せしつわものは、虎に母をわれて、虎に似たる石を射しかば、その矢、羽ぶくらまでせめぬ。後に石と見ては立つことなし。後には石虎将軍と申しき。貴辺もまたかくのごとく、敵はねらうらめども、法華経の御信心強盛なれば、大難もかねて消え候か。これにつけても能く能く御信心あるべし。 今月の御講御書は石虎将軍の故事を引用した大聖人の御指南の御文でした。石虎将軍の故事の詳細は省略しますがこの御文を読むと池田大作が、「大切なのは仇を討つ一念」といい「師匠(池田)の仇討ち」がいかにも信心の要点のように指導していたことを思い出します。大聖人は数々の迫害を受けてきましたが弟子檀那に向かって「私の仇をうて」などと御指南したことは一度もありません。また日蓮正宗の御僧侶が信者に「日顕上人の仇討ちをしよう」などという事も一切ないですよね。それは当然で因果を説く仏法において「仇討ち」「報復」という思想は無いのです

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    sokadamedasi 2023/09/10
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年8月・四条金吾殿御返事) - 創価ダメだしブログ

    水あれば魚すむ林あれば鳥来る蓬萊山には玉多く摩黎山には栴檀生ず麗水の山には金あり、今此の所も此くの如し仏菩薩の住み給う功徳聚の砌なり、多くの月日を送り読誦し奉る所の法華経の功徳は虚空にも余りぬべし、然るを毎年度度の御参詣には無始の罪障も定めて今生一世に消滅すべきか、弥はげむべし・はげむべし。 今月の御講拝読御書は『四条金吾殿御返事』からの御文です。抄は金吾殿の所領地の信州殿岡から大聖人への白米の御供養に対する御礼のお手紙で別名『殿岡書』と呼ばれます。さて今回の御文は登山・参詣の御指南ですから創価の座談会では絶対に取り上げないし創価としては出来る限り会員に読ませたくない御文です。その証拠に抄に関する創価の講義的なことはネット検索してもほぼありません。なにせ創価では大石寺を【謗法の地】といってますが文ではその創価のインチキを見事に破しています。この御文と同意の御指南は『南条殿御返事』にも

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    sokadamedasi 2023/08/15
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年7月・聖愚問答抄下) - 創価ダメだしブログ

    人の心は水の器にしたがふが如く物の性は月の波に動くに似たり、故に汝当座は信ずといふとも後日は必ず翻へさん魔来り鬼来るとも騒乱する事なかれ、夫れ天魔は仏法をにくむ外道は内道をきらふ、されば猪の金山を摺り衆流の海に入り薪の火を盛んになし風の求羅をますが如くせば豈好き事にあらずや。 今月の御講異読御書は『聖愚問答抄』でした。抄は上下二巻からなり真筆は存在しません。また御述作の時期は古来いくつかの説がありますが宗では文永5年説を採用しています。対告衆も不明ですが文の内容から武士の身分にあった信徒だと思われます。愚人と聖人との問答形式で書かれている御書で前半は諸宗破折の内容で、現代の創価等の異流儀にも十分に通用する破折内容になっています。対論の時によく引用する御文も結構あります。そして当該御文は抄の一番最後の御文です。愚人が妙法への帰依を誓ったことに対し聖人が不退転の信心を勧めています。【此

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    sokadamedasi 2023/07/10
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年6月・教行証御書) - 創価ダメだしブログ

    今末法に入りては教のみ有つて行証無く在世結縁の者一人も無し権実の二機悉く失せり、此の時は濁悪たる当世の逆謗の二人に初めて門の肝心寿量品の南無妙法蓮華経を以て下種と為す「是の好き良薬を今留めて此に在く汝取つて服す可し差えじと憂る勿れ」とは是なり 今月の御講御書は『教行証御書』の御文でした。教学的に多くのことが詰まっている御文ですが色々書くと長文になってしまうのでかいつまんで記事にしたいと思います。まず【教行証】とは「教」とは仏の教法(教え)、「行」は教法に基づいた修行、「証」とは修行による果という意味で正法時代には3つ全てが揃っていて像法時代は「教」と「行」のみで「証」がなく、末法に入ると「教」だけしかなくなるというこです。つまり末法は教えだけで修行も果徳もない。確かに現代では「仏教の教え」は一般書籍や人々の思考の中に残ってますけど、さりとてほとんど人は無宗教といって仏教の修行をすることは

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    sokadamedasi 2023/06/12
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年5月・諸法実相抄) - 創価ダメだしブログ

    いかにも今度・信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし、日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか、地涌の菩薩にさだまりなば釈尊久遠の弟子たる事あに疑はんや、経に云く「我久遠より来かた是等の衆を教化す」とは是なり、末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり 今月の御講拝読御書は『諸法実相抄』です。「行学は信心よりをこるべく候」という有名なお言葉が書かれている御書で内容も研鑽しがいのある内容の御書ですね。その中で今回拝読したのが上記の御文です。この部分だけでも盛りだくさんの内容ですが色々書いても長くなるので今回は【地涌の菩薩】にスポットを当てます。地涌の菩薩とはご存知でしょうが法華経・地涌出品第で説かれる上行・無辺行・安立行・浄行の四菩薩とその眷属のことです。大聖人は『御義口伝』の中で、 ◆経に四導師有りとは

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  • 御講拝読御書研鑽(2023年4月・四条金吾殿御返事) - 創価ダメだしブログ

    一切衆生・南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり経に云く「衆生所遊楽」云云、此の文・あに自受法楽にあらずや、衆生のうちに貴殿もれ給うべきや、所とは一閻浮提なり日国は閻浮提の内なり、遊楽とは我等が色心依正ともに一念三千・自受用身の仏にあらずや、法華経を持ち奉るより外に遊楽はなし現世安穏・後生善処とは是なり 今月の御講拝読御書は『四条金吾殿御返事』です。6行ほどの短編で結文に「苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき~」の有名な一文が書かれている御書です。文の【自受法楽】とは四力冥合の事です。冒頭の「南無妙法蓮華経」は仏力・法力で、「唱うる」とは信力・行力でこの四力が冥合した姿が【自受法楽】で、その姿のまま生活していくことが「衆生所遊楽」の人生であるということです。日寛上人が『観心尊抄文段』で、 ◇我等一向に南無妙法蓮華経と唱え奉れば、我が身の全体即ちこれ尊なり。 と御指南されているように

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    sokadamedasi 2023/04/09
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年3月・諸経と法華経と難易の事) - 創価ダメだしブログ

    弘法・慈覚・智証の御義をとしける程に此の義すでに隠没して日国四百余年なり、珠をもつて石にかへ栴檀を凡木にうれり、仏法やうやく顚倒しければ世間も又濁乱せり、仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり、幸なるは我が一門仏意に随つて自然に薩般若海に流入す、世間の学者の若きは随他意を信じて苦海に沈まんことなり 今月の御講拝読御書は『諸経と法華経と難易の事』の御文で【仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり】の一節は有名で多くの方が聞いたことが有ると思います。今回の御文は「創価教学じゃない御書講義」で過去に2度ほど取り合ているのでそちらもご参考下さい。さて題号の『諸経と法華経と難易の事』とは、法華経は難信難解であり諸経は易信易解であるというこです。何故かと言えば法華経は随自意であり諸経は随他意であるからです。これは対比の問題で外道と仏法ならば外道は易信易解で仏法は難信難

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    sokadamedasi 2023/03/13
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  • 御講拝読御書研鑽(2023年2月・持妙法華問答抄) - 創価ダメだしブログ

    只須く汝仏にならんと思はば慢のはたほこをたをし忿りの杖をすてて偏に一乗に帰すべし、名聞名利は今生のかざり我慢偏執は後生のほだしなり、嗚呼恥づべし恥づべし恐るべし恐るべし。 昨晩、御講御逮夜に参詣してきました。今月の拝読御書は『持妙法華問答抄』でした。抄については過去にも記事にしていますのでよかったら併せて読んでみてください。抄はやや長め(中編くらい)の御書ですが多くの重要な御指南がありますので全部読むことをお勧めします。さて今回の御文ですが抄は他にも ◆臨終已に今にありとは知りながら我慢偏執・名聞利養に著して妙法を唱へ奉らざらん事は志の程・無下にかひなし ◆生涯幾くならず思へば一夜のかりの宿を忘れて幾くの名利をか得ん、又得たりとも是れ夢の中の栄へ珍しからぬ楽みなり と重ねて述べられており大聖人は名聞名利・我慢偏執を戒めています。これは名聞名利を求めてはいけないという意味ではありません

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    sokadamedasi 2023/02/12
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