先月、仕事で静岡県函南町に行きました。函南町は日目・日道両上人の出生の地であり、日亨上人の『雪山荘』があった場所です。仕事で行った場所からすぐ近くに『玉澤妙法華寺』が有ったので立ち寄って見学してきました。『玉澤妙法華寺』は五老僧の日昭開基の寺院で現在は日蓮宗の本山格となっています。元々は鎌倉の浜土(現在の材木座)に弘安7年(1284)に日昭が風間信昭に寄進された法華堂が起源です。その後、日昭門流は、天文7年に戦乱を逃れるために越後村田の妙法寺に避難し、文禄3年に伊豆・妙国寺に再度避難しました。15代・日産の時代の元和7年(1621)に大木沢(現在地)移転し再建され、『大木沢』という地名から鎌倉時代の創建時の地名である『玉澤』と改称されました。寛政3年(1791)に火災で鐘楼以外の堂宇は焼失しましたが寛政5年に再建されました。『撰時抄』の御真筆や日昭が盗み取った『註法華経』などが国の重要文化
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