立教大法学部の消費者法ゼミは、居酒屋などで出される「お通し」について、価格には約7割、質には約5割の人が不満を持っているという調査結果をまとめた。 調査をしたのは、細川幸一講師(消費者法)とゼミ生18人。先月から今月にかけ、インターネットでアンケートを実施。20代から60代の男女計521人から回答を得た。 お通しの価格は、66%が「高い」「やや高い」と感じていた。お通しの質(内容)については48%が「不満」「やや不満」と回答。お通しを断った経験があるのは33%で、実際に断ることができたのは79%だった。 自由回答では、「値段が分かりにくい」「嫌いな料理でも断りにくい」などの批判的な意見が目立った。一方、「利益確保のために仕方ない」という意見もあった。