開店休業状態ですが、ひさびさに更新。 生命の研究はどこまで自由か――科学者との対話から 作者: ぬで島次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/02/25メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 31回この商品を含むブログ (3件) を見る生命の研究、と題打っていますが、池内了が話者に入っているように、議論は必ずしも生命科学や生命倫理に限定されていません。ただ、社会との関わりという点において生命研究は論点が多いので、一つのたたき台として取り上げられている印象。今考えるなら、原子力工学や経済学、疫学なども取り上げるとより深みが出たのではないかと思います。 著者のぬで島次郎氏は社会学者、真木悠介の弟子筋ということで、池内了(宇宙物理学)、長谷川真理子(進化生物学)、勝木元也(分子生物学)、田川洋一(発生工学)といった学者陣に対して、ただインタビューするというよりは、自分の見解を
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