Apple Computerは、MacやiPodなどのヒット商品を市場に送り出せるほどマーケティング力に長けているが、そんな同社でもこと製品の価格設定に関しては社外の力を必要とする場合がある。 Appleは今年に入って、小売価格最適化に特化したソフトウェアを開発するRaptの助力を仰いだことを明らかにした。同社はこれにより、移ろいやすい消費者のトレンドに機敏に対応し、それによって何百万ドルという売上を新たに得られるような価格設定戦略を追求しようとしている。 RaptのCEO、Tom Chavezは「Appleが、より綿密な小売価格戦略を立てるための手法を求めて、われわれを訪ねてきた」と説明した。 アナリストによれば、移り気な消費者の購買傾向を予測することは、ますます科学の域に近づいているという。「同じTシャツなのに、何故ある色が他の色よりもよく売れたのかを理解することは、異なる商品の売れ行