2006.2.14 『日本のベテランと勝負勘の希薄』 全豪の記者会見でシャラポワが日本での人気の理由を聞かれていた。「ブロンドが好きなんでしょう」と小ばかにしたように答えたのはテレビ局の唐突な質問にムッとしたからで、日本好きは別に語られていた。そのシャラポワと東レパンパシフィックで復帰したヒンギスとの初対決が実現した。立ち見券も売り出す人気である。だが…1500円もするプログラムは表紙だけで3箇所も間違いがあった。JAN(1月)がJUN(6月)である。次のページを開くとPLAYERがPRAYERだから、「選手」ではなく「祈祷師紹介」。しかも、この大会を報じた写真誌の見出しは『新旧女王〈丸見え〉対決』――何だか、すごく恥ずかしい。日本の崇高な歴史を力説している女性ジャーナリストのご意見を伺いたいものである。 そんなことどこ吹く風で、日本のスポーツは忙しい。 トリノ・オリンピックが始まって