背高ワゴンの「ムーヴ」が月販目標1万2000台、オーソドックスな軽ハッチバック車「ミラ」が同6000台。いずれフルモデルチェンジされる「タント」「ムーヴラテ」など派生車を加えれば、新しいムーヴ・プラットホームから作られる商品は、次のフルモデルチェンジまでに200万台近い累計生産台数になるだろう。“2メガ・プラットホーム”である。ムーヴとミラに乗ってみた印象は「これが軽か!」という驚きだった。軽自動車という日本独自の規格に挑戦するエンジニアたちの情熱に、筆者は打ちのめされてしまった。 昨年は軽自動車の当たり年だった。初めて年間200万台を超え、合計202万3619台の記録を打ち立てた。登録車(軽自動車は「届け出車」)の苦戦を尻目に、軽はどんどん売れた。では、売れた理由は? 筆者には3つの理由が思い浮かぶ。まず、2005年末期からの1年間で10車種以上もの新型車が投入されたことによる新車効果だ
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