ドットインストール代表のライフハックブログ
ブラザー工業はこのほど、網膜に光を当てて映像を映す、眼鏡型の網膜走査ディスプレイ(RID)の試作機を開発した。 RIDは、目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て、その光を高速に動かすことによる残像効果を利用し、網膜に映像を投影する技術。あたかも目の前に映像が存在しているかのように、実際の視野と重ねてRIDの画像を見ることができる。 通常のヘッドマウントディスプレイとは異なり、網膜に映像を投影する仕組みのため、眼鏡型といってもレンズなどはついていない。他人に映像が見えることがないため、機密情報などを映したとしても、のぞかれる心配がないという。 重さは25グラムで、従来の試作機の1000分の1以下に小型化した。商用化の時期は未定だが、RIDで回路図を確認しながら、サーバのメンテナンスをする――といった利用を想定している。 関連記事 眼鏡型ディスプレイにタイムリーな情報配信 オリンパスと中央大
■森山和道の「ヒトと機械の境界面」■ 「SFC Open Research Forum 2005」レポート ~ユビキタスはもはや当たり前、その次が求められる時代か 慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)による「SFC Open Research Forum 2005」が、11月22日から23日にかけて六本木アカデミーヒルズで開催された。 「SFC Open Research Forum」はSFCで行われている産官学連携研究の発表と、研究シーズを披露することでさらなる連携を推進することを目的としたイベントである。さまざまな研究者たちと実際に会って話を聞くことができる。 10回目となるオープンリサーチフォーラム(ORF)の今年のテーマは「レッドクイーンの法則 - 知の遺伝子進化を加速せよ -」。レッドクイーン、赤の女王とは『鏡の国のアリス』に出てくる言葉で、同じ場所に留まるためにも走り続けな
先日、日経BPの出版局の方と話をする機会があったのだが、私がマイクロソフトでウィンドウズ95の開発に関わったことに触れた際、「ユーザーインターフェイスの設計において、日本人であることで何か役に立ったことはありますか?」と聞かれた。日本人であることがプラスになったとは思わないが、ふと思い出したことがある。当時、「日本語はオブジェクト指向な言語だな」と思ったことである。 その当時(90年代初頭)、アップルの方が使い勝手に関しては一歩も二歩もマイクロソフトより進んでおり、そのためには、もともとゼロックスが提案しアップルが商品化した、「オブジェクト指向ユーザーインターフェイス」の考え方を、より推し進めるしかないという戦略で、ウィンドウズ95のユーザーインターフェイス(当時は Object-Oriented Shell と呼ばれていた)の開発をしていた。 「オブジェクト指向ユーザーインターフェイス」
It's far from the first Minority Report-like interface to make the rounds, but that doesn't seem to have prevented the massive setup pictured above from drawing a crowd at CeBIT, which one attendee thankfully captured on video. As you can see for yourself after the break, the rig lets you do all the usual moving, flipping and resizing, without the need for pesky gloves or silly headgear. Needless
ソシオメディアは各種ビジネス向けデジタルプロダクトのデザイン支援を行うデザインコンサルティング会社です。業界をリードする OOUI(オブジェクト指向ユーザーインターフェース)設計、独自ガイドラインをもとにしたエクスパートレビュー、クリエイティブ組織を構築するデザインマネジメント支援など、様々な角度から御社のデザイン戦略をサポートし、デジタルトランスフォーメーションを実現します。 もっと読む 多くの方からご要望をいただいておりました OOUI メソッドの解説書『オブジェクト指向UIデザイン ― 使いやすいソフトウェアの原理』が、2020年6月5日、技術評論社より遂に出版されました。 オブジェクト指向ユーザーインターフェース(OOUI)とは、オブジェクト(もの、名詞)を起点としてUIを設計すること。タスク(やること、動詞)を起点としたUIに比べて劇的に使いやすくなり、開発効率も向上します。 ブ
「iPhoneのユーザーインタフェース(UI)は確かにかっこいいが、進化の仕方があまりに西洋的。もっと日本的なアプローチがあるんじゃないか」 11月15日、「Web2.0 Expo」の講演でこう話したのは、チームラボの猪子寿之社長だ。同社は、検索エンジン「SAGOOL」など独自サービスを展開する一方、「iza!」(産経デジタル)、「ワッチミー!TV」(フジテレビラボLLC)、サントリー公式サイトのサイト内検索機能、日立「Wooo」のトップページFlashなどを構築。UIとデザイン、検索・マッチング技術に強みを持つベンチャーだ。 「UIは、しょうがない奴だと思ってる」と猪子社長は言う。例えば携帯電話のボタン。電話をかけたり、携帯サイトを見るには何度もボタンを押さなくてはならないが、ユーザーはボタンを押したい訳ではなく、電話で話したりサイトを見たいだけ。つまり「ボタン」というUIは「仕方ないか
なかなか自分で決められない優柔不断な人のために、女の子が検索してくれるツンデレ型検索エンジン「ツンデレサーチ!」。以前、「3マッチ棒」を開発したときに味わった挫折を生かして、このWebサービスは作られました。「ツンデレサーチ!」というWebサービスが完成するまでの長い長い道のりを、開発者の視点から語ってみることにします。 1. 3マッチ棒で味わった挫折 2. 2007年6月1日、俺サーチ!との出会い 3. ツンデレサーチ!の発想 4. 発想したのは良いけれど… 5. 自分の足りない部分は他の人に任せてみる 6. ツンデレサーチのデザイン開始 7. 2007年7月5日、ツンデレサーチの正式公開 8. それでもツンデレサーチに足りなかったもの 9. ツンデレサーチが完成するまでの流れ 1. 3マッチ棒で味わった挫折 2007年5月22日、ブックマークされたサイトだけから検索してくれる「3マッチ
昨日のSIGHCIのメモです。 最速インターフェースの研究と実践: ライブドア mala氏 まず、自己紹介を兼ねて概論 ブログ「最速インターフェース研究会」 WebのUIの進歩の停滞に対する批判を込めて名付けた 自分の肩書きは「インターフェースエンジニア」 よいUIを作るために「実体験に基づいたチューニングをしている」 自分で使ってみる ユーザの反応を見る 欲望に忠実に作る 作業としては、perl, html, jsの記述 「実のところ、プログラミングに詳しいと言える自信はないし、デザインのことも深くはわからないが、一人で一通りこなせる(完成品を作れる)という点は自分の強み。 よいUIを作るための作業は横断的。割り当てられた仕事をするだけの人ではダメ。」 作品紹介 2ch最速検索 キーボード操作だけでスレッド検索 まだAjaxは使っていない 「めくり型」UIの実験 スクロールしながら読むよ
9月27日、シャープが車載用として業界最高となる2500:1の高コントラスト比を実現した液晶ディスプレイの開発に成功したと発表した(9月28日の記事参照)。これは主に、スピードメーターや回転計などが納められる「インストルメントパネル(インパネ)」への利用を想定したもので、車載用途に必要な優れた耐久性と高い信頼性を保ちながら、「従来にない“深みのある黒”表示の実現により、インパネの黒色との一体感のある高品位なデザインが可能となる」(シャープ)のが特徴だという。 シャープが開発した「高コントラスト車載用液晶ディスプレイ」。インパネ利用を前提に、視認性・耐久性・信頼性を重視したという。右は夜間走行時のナイトビジョン映像を表示したサンプル例 クルマにおける液晶パネル利用というと、これまではカーナビゲーションと、後席用DVD/TV用モニター(リアエンターテイメントシステム)が中心だった。どちらも19
スパムメールが待ち遠しい――動画で解説するiPhoneの魅力(前編):“時代遅れ”の端末がスゴイ理由(1/2 ページ) 連日のiPhone情報のラッシュで、iPhoneの基本をおさらいしたレビュー記事は、英語だけでなく、日本語でもそこかしこで読むことができるようになった。しかし、iPhoneには機能だけでは語り尽くせない魅力がある。いや、むしろ機能を列挙したかぎりでは、iPhoneは“時代遅れ”の携帯電話にすら見えてしまう。 GSM+EDGEという通信仕様にしても古いし、200万画素カメラも日本のケータイと比べるとかなり物足りない。ブラウザに「Safari」と書くべきところを「PCサイトビューアー」と書き換えて比較すれば、およそたいした携帯電話には思えないのだ。 しかしそれでいて、iPhoneを人に見せると「スゴイ」の言葉が返ってくる。「頭の中の印象とぜんぜん違う」、「実物を見ないとよさが
Treemaps for space-constrained visualization of hierarchies Including the History of Treemap Research at the University of Maryland Started Dec. 26th, 1998 by Ben Shneiderman Later updates by Ben Shneiderman and Catherine Plaisant - Last update Sept 2014 Our treemap products: Treemap 4.0: General treemap tool (Free demo version, plus licensing information for full package) PhotoMesa: Zoomable imag
米Microsoftは5月30日、「サーフェスコンピューティング」と称する新分野の技術「Microsoft Surface」を発表する。 Surfaceはテーブルのような形をしており、30インチのタッチスクリーンが付いている。キーボードもマウスも使わずにデジタルコンテンツを操作できる。 ユーザーは手でデジタル情報を「つかむ」ことや、タッチやジェスチャーで操作することができる。複数のポイントに同時に触れても、Surfaceは1つ1つを認識でき、またテーブルのような形状のため複数のユーザーが利用できる。 Surfaceにはバーコードのような識別タグが付いた物体を認識する機能もある。例えばワイングラスをテーブルに置くと、注文したワインの情報や、その原料が育ったブドウ園の画像、そのワインに合う食べ物が表示される、といったことも可能だ。 Surfaceは2007年末から、ホテルや小売店、レストランな
「うまく言葉で言えないけど、こういう形や模様の商品が欲しい」――こんな時に便利な画像検索サイトLike.comを、米Riyaが11月8日に立ち上げた。 Like.comでは、言葉の代わりに写真などのツールでの検索が可能。たとえば、バックルつきのバッグが欲しいときは、カテゴリーから「ハンドバッグ」を選択。サンプル写真から好きなバックルのついたバッグを見つけ、その写真のバックル部分だけを指定すると、似たパーツを持つバッグの候補が検索結果に現れる。そこから、色やブランド、金額などでの絞り込みも可能。また、検索の際に、サイズや形、パターンなど、どの条件が重要かを調整できる機能も備えている。また、有名人の着用アイテムから検索を行う機能もある。 Like.comが現在扱っているのは、ジュエリー、ハンドバッグ、靴、時計の4カテゴリーだが、カテゴリーを今後も拡大し、将来的には洋服や家具のほか、風景写真から
今、世界がもっとも注目する若手研究者 五十嵐健夫(いがらしたけお)氏。東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 助教授。1999年、手描きスケッチによる3Dモデリングシステム「Teddy」で注目を集める。2000年、ユーザインタフェースに関する研究で博士号(工学)取得。その後、米ブラウン大学で博士研究員などを経て、2002年に東京大学大学院情報理工学研究科講師就任、2005年より現職。 アメリカコンピュータ学会主催による世界最高峰のコンピュータ・グラフィックス学会のカンファレンス「SIGGRAPH(Special Interest Group on Computer Graphics)」。すでに優れた業績を残し、今後の研究も期待される若手研究者に贈られる「ACM SIGGRAPH 2006 Significant New Researcher Award」を一人の日本人研究者
常磐線 南柏駅からタクシーで5分程度の場所に、学校法人廣池学園 麗澤大学がある。 2006年2月に竣工した「麗澤大学生涯教育プラザ」の自動ドアをくぐると、目の前には開けた大きなロビーが現れた。真新しい建物の白い壁にはプロジェクターから投影された不思議な時計が映し出されている。木製の長いカウンターの一部はガラスになっており、下から映し出された画像が流れている。流れてくるニュース映像から1つを選んでタッチすると、画像が拡大され詳細が表示された。 以前、本コラムでは株式会社日立製作所によるインターフェイスデザインの取り組みと、株式会社内田洋行の考える、空間への情報装備技術やミドルウェアのコンセプトをそれぞれ別個にレポートした。今回、両社がコラボレーションを行なったと聞き、早速取材に伺った。冒頭で紹介した「インフォーメーション・カウンター」がそれである。 ●知的な暇つぶしができる? インフォメーシ
株式会社内田洋行の潮見オフィスには「協創工房」というスペースがある。一般公開はされていないがPCまわりの家具や周辺機器をテストし、ショウルームを兼ねた空間として使われているそうだ。同社ではPCをとりまく家具そのほかをまとめて「情報什器」と呼んでいる。 内田洋行はこれまでさまざまな空間や環境作りに取り組んできた。同社の次世代ソリューション開発センター長 村 浩二氏と、商品企画第1部 テクニカル・デザインセンター課長の若杉浩一氏の2人は、これからは「場と間」がキーワードだという。ユビキタスな社会のなかで「場」や「間」をどう捉え直すか。それが問題だと語る。 今回は、この内田洋行の研究とビジョンを紹介しつつ、未来のオフィス、家庭、そして知的情報空間のありようを考えてみたい。 ●「SmartPAO」~空間へのフリーアクセス 内田洋行は「SmartPAO」(スマートパオ)という情報空間技術を手がけてい
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