【神庭亮介】音楽家の渋谷慶一郎が、バーチャル歌手・初音ミクが主役のオペラ「THE END」をパリ・シャトレ座で上演した。12月27、28日に東京・青山のスパイラルホール、来年1月26日に大阪のビルボードライブ大阪で凱旋(がいせん)ピアノコンサートを開く渋谷に、パリでの手応えや作品に込めた思いを聞いた。 ――パリでの反響はいかがでしたか。 反響の大きさに驚いています。追加公演も含め3日間上演しましたが、チケットが15分で売り切れた。新しいもの、変なものを無条件で受け入れようという好奇心の強さを感じました。 不思議なことに、5月に東京・渋谷のオーチャードホールで上演した時と、国も人種も違うのに、客層はあまり変わらなかった。日本のサブカル好きが多いかと思いきや、コスプレのミクファンは1、2割。あとはファッション系とかクリエーター系とか。年齢層も若者からご老人のカップルまで幅広かったですね。 エン
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