→紀伊國屋書店で購入 「良い組版ってなに?」 パソコンとともにワープロソフトが普及し、だれもが自分で文字を組んで文章を発表できるようになった。文章に合ったフォントを選び、強調したい部分には「太字」を使い、ちょっと窮屈だなと思ったら行間をあけるなり改行するなり、色々と工夫をこらす。 こんな、昔は印刷会社などのプロに任せていた組版作業が、いまや会社や自宅のパソコンで手軽にできるようになった。キーボードを叩くだけで文字が勝手に並んでくれ、お利口さんのワープロソフトのおかげで、禁則処理のようなややこしい作業も自動で実現される。 「良い組版とか、綺麗で読みやすい文字組みとかって聞くけど、そんなの見てもわかりません。とりあえずワープロソフトに任せておけば大丈夫でしょ」 これが多くの人の正直な感想ではないだろうか。 会社の会議なんかで配布する資料程度ならそれでもいいとは思うが、何度も読み返してほしい書籍
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