●ある日 とある冬のある日,私が担当するプログラムは無事に完成し「納品」という作業を行っていました. その日,予定していた作業を無難にこなし,定時で帰ることを確信し,機嫌よく残りの時間をすごしていました.気持ちはすでに明後日からのスキー場. と,そこに「ビビビ!…」取ってはいけない電話のベルがけたたましく鳴るのです.「はい.アプリケーション開発部です」「山崎君?,例の仕事は終わっているよね?」「あ,はい.後は納品のみです」「急な話で申し訳ないのだけど,明日こっちに来てくれないかな?」「(ゲ!ヤバッ!なにか断る用事を考えなくは…)明日ですか?」「なんとかなるよね?」「は,はぁ,まぁなんとかなりますが…」「じゃぁ明日ね,よろしく(ガチャ!,ツーツー)」.翌日,この嫌な予感は的中します. 話を要約するとこうなります.「某プロジェクトが火をふいているので,助けてほしい.期間はあと1月.仕様書はない