当選が決まり、支持者と万歳をする中村氏(中央)=21日午後10時半ごろ、葉山町の事務所 葉山町議選では、20人の候補者の中で最年長の77歳で初めて選挙に挑んだ、立憲民主党公認の新人・中村和雄氏が初当選した。 午後10時10分ごろ、当選が伝えられると、事務所に集まった支持者らから歓声が上がった。中村氏は「多くの方々に支えられた」と喜びを語り、「責任も感じている。町の将来の方向性を定める大事な4年間。議会で活発な論戦をしたい」と抱負を述べた。 横浜市に34年間勤め、福祉分野に長く携わった。「培った経験を生かし、町を変えたい」と考え、引退議員の後継として出馬を決意した。選挙戦では、福祉施策の充実を掲げ、「住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるシステムを構築する」などと訴えた。