きのう(10/14)聴いたCBCのラジオ番組「北野誠のズバリ」が“縄文時代と土偶”をテーマにしていて、ゲストの研究者が「50年ぐらい前だと縄文農耕論ってのがあったんですよ。それを言おうものなら総スカンというか、縄文時代は狩猟がメインで農耕なんて絶対ありえない、というふうに長らく考えられてきたんですけども、電子顕微鏡でいろんなものが最近見つかってきて、完全にくつがえりましたね」といった話をしていました。 このくだりを聴いた瞬間、『エスパー魔美』の「ドキドキ土器」を思い出しました。縄文農耕説を立証することに情熱を注ぎライフワークとする老考古学者の話です。 「ドキドキ土器」のクライマックスは縄文農耕説立証なるか!というところから立証できない結果を迎えるのですが、最終ページで老考古学者の教え子の少年がこんなことを言って去っていきます。 「ぼく、考古学をつづけるよ。」 「先生のあとをついで、縄文農耕