2019年に「攻めの廃線」によりJR石勝線夕張支線の廃止が行われた北海道夕張市。「攻めの廃線」により便利になったはずのバスネットワークであるが、深刻化するバスドライバー不足の問題から2023年10月1日には夕鉄バスが運行する新札幌駅行のバス路線が廃止となり、今年2024年10月1日には北海道中央バスが運行する札幌駅前行の高速ゆうばり号と岩見沢行の路線バスも廃止となり、夕張市と市外を結ぶ路線バスも消滅する。 北海道夕張市は、国内屈指の炭鉱都市として栄えたが、1990年には市内最後の炭鉱となる三菱南大夕張炭鉱が閉山し、夕張市内から全ての炭鉱がなくなった。その後、「炭鉱から観光へ」のキャッチフレーズのもと石炭の歴史村を始めとしたテーマパークやスキー場の開設、映画祭などのイベント開催により地域経済の再生や人口流出の抑止、雇用再生などを図ろうとしたがことごとく失敗。2006年に財政破綻した。 財政破
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