1912年にイタリアで発見された、謎の古文書「ヴォイニッチ手稿」が解読されたという話が出ている(TLS、GIGAZINE、J-CASTニュース)。 長いし要約がないんだけど、実はラテン語で、内容は当時の医学書・健康書ってことのようです。 ヴォイニッチ手稿を見たい場合、こちらで全文公開されています。
1912年にイタリアで発見された、謎の古文書「ヴォイニッチ手稿」が解読されたという話が出ている(TLS、GIGAZINE、J-CASTニュース)。 長いし要約がないんだけど、実はラテン語で、内容は当時の医学書・健康書ってことのようです。 ヴォイニッチ手稿を見たい場合、こちらで全文公開されています。
人工知能の専門家のうち18%が、「人間の頭脳を超えた人工知能が誕生した場合、人類の存続に関わる危機が発生する」と考えているそうだ(Slashdot、Epoch Times)。 オックスフォード大学のVincent Müller教授およびNick Bostrom教授が人工知能の専門家170人を対象に2014年に行った調査の結果とのこと。この調査では人工知能の発達が人類にとって純利益となるとの回答は過半数をわずかに超えたが、一方で純損失であると考える専門家も13%いたとのことだ。 人工知能に関しては今年1月にスペースX社のイーロン・マスクCEOや理論物理学社スティーブン・ホーキング氏といった著名な学者や研究者らがその安全を呼びかける公開書簡を発表している。特に人工知能の制御不能や誤動作により人類に危害が及ぶことがないよう安全な管理システムを確立するよう訴えている。
ストーリー by hylom 2015年02月10日 8時00分 痩せた人から移植されれば痩せられる? 部門より 腸内細菌のバランスを整えるための治療法として、「糞便移植」なるものがある(All About)。大腸炎を患っていた32歳女性がこの糞便移植手術を受けたところ、体重が一気に16キロも増加し肥満体型になってしまったそうだ。女性はもともと肥満体型ではなかったそうだが、糞便の提供者である娘は当時太り気味で肥満に向かっていたという(Slashdot、BBC )。 手術から1年後、女性は病院を訪れて急激に体重が増えたことを訴えたという。女性によれば、それはまるで「体内のスイッチが切り替わったようだった」とのことで、相変わらず体重は減っていないという。この女性の糞便移植手術をおこなった医師Colleen Kelly氏はこれ以来、糞便提供者選びに慎重になり、肥満の人はお断りしているという。また
兵士による戦地での諜報監視偵察(ISR)活動を行いやすくするためとの目的から、米国防総省は「仮想現実コンタクトレンズ」の開発に乗り出しているとのこと。国防高等研究計画局による同コンタクトレンズの開発は現在、ワシントンのInnovega iOptiksにて行われており、完成すればレンズ中央に埋め込まれた小さなフルカラーディスプレイで仮想映像を見たり、倍率を拡大した現実の状況を同時に見ることが可能になるのだという(本家/.、Information Week記事)。 現在兵士が戦地でISR活動を行う際、遠くを見渡すための双眼鏡や暗闇の中で状況を確認するのに暗視鏡など、兵士の体の動きに制限を加え余計な負荷をかけてしまう装置に頼らざるを得ない。また上空から撮影された映像を受信して戦地の状況把握を行う際、兵士は受信した情報を確認するのに手元を見ようと俯かなくてはならず、また映像の解像度、周波帯域、安定
男性中心のイメージがあるIT業界だが、1987年の米国ではソフトウェア開発者の42%、システムアナリストの34%が女性だったとのこと。その後、女性の占める割合は減っていったが、近年になって再び増加が見込まれるそうだ(Fog Creekのブログ記事、本家/.)。 コンピューター時代が始まった1960年代には他の技術系専門職と異なり、コンピューター関連の職種では男性がまだ支配的立場を確立していなかった。求人も多かったため、そこに女性が集まり始めたのだという。実際のところ1960年代中頃には、コンピュータープログラミングは女性の仕事とみられていた。以降およそ20年間、米国でコンピューターサイエンスを専攻する女性の割合は増加していったが、1984年に37%でピークを迎えて以降は減少傾向が続き、2006年には20%にまで落ち込んだという。その一方で物理学以外の理数系科目を専攻する女性の割合は増加して
米テキサス州の高校 1 年生 Lyndon Baty 君の免疫システムは非常に不安定であり、多くのクラスメイトに囲まれて授業を受ける状態にないそうだが、身代わりロボットのおかげで毎日「通学」することができているそうだ (Singularity Hub の記事、本家 /. 記事より) 。 Baty 君が利用しているのは Vgo Communications が開発した双方向オーディオビジュアルコミュニケーションシステム「Vgo」。高さ 1.2 m のこの移動式プラットフォームの画面には自宅の Baty 君の顔が映され、リアルタイムで授業に参加できるとのこと。履修授業に応じて教室も移動しているとのことで、病のせいで長い間友人やクラスメイトから離れて過ごしていた彼にとっては単に教育の機会を得られるだけでなく、自由と友情を確かめられる大切なロボットとなっているようだ。
プラセボ効果といえば偽薬が本物の薬だと信じていることから症状等が改善することを指すことが、偽薬だと説明されていても効果が表れることが実験で明らかになったそうだ(Medical Daily、本家/.)。 この研究では過敏性腸症候群の患者80人を被験者として実験を行った。1グループには偽薬を処方し、もう1グループは対照群として投薬はしなかった。偽薬を処方されたグループには、それが偽薬であり薬効成分は何も入っていないことを説明し、容器にも「placebo(偽薬)」と記載したとのこと。 3週間に渡り経過を観察したところ、偽薬を処方されたグループの59%において症状緩和が確認された。対照群にて症状が緩和したのは39%であった。偽薬を処方されたグループの改善率は、この症状に対する最も強い薬の効果に近かったとのことで、研究者らはその顕著な効果に驚いたという。また、少数の被験者グループに対する効果であると
ニコラス・G・カーの『ネット・バカ』(青土社、2010年7月)を読んでいたところ、ニーチェのタイプライターに関する以下の文章が気になった(pp.34-35)。 万策尽きた彼は、タイプライターを注文した。デンマークのマリング=ハンセン製ライティングボールだ。下宿に届いたのは一八八二年初頭のことだった。コペンハーゲンにある王立ろうあ協会の会長、ハンス・ラスムス・ヨハン・マリング=ハンセンによって数年前に発明されていたライティングボールは、奇妙な美しさを持った器械で、金色に飾り立てられたピンクッションのような形状をしている。大文字と小文字、数字、句読点から成る五二個のキーは、最も効率よいタイピングのために科学的にデザインされたという配列で、ボールの上面から放射状に突き出している。 ニーチェが使ったというMalling-Hansen Skrivekuglenは、現在もGoethe-National
避妊の手段として睾丸に超音波を照射する研究が進められているそうだ(BBC News、本家/.)。 この研究は慈善財団ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から10万ドルの資金援助を受け進められているとのこと。米ノースカロライナ大学による初期研究によると超音波照射によって男性の精子産生を安全に止めることができるとのことで、およそ6カ月に渡り効果があるという。 この方法によりホルモン剤などに頼らない安全かつ低コストな避妊方法を提供することができると考えられるとのことで、今後はさらに臨床試験を進めていくとのことだ。
私自身にはかなり面白かったです。合理的な非合理性もこの本からです。というかこの本の主張点の一つ。 . この本はかなり古典的な仮説である『集計の奇跡』に対する疑問から始まります。 ある問題に対する施策 A について賛成・反対を投票する、とします。投票者は1000万人のこの問題に関して無知な人と、1000人の専門家からなる、とします。この施策Aの有効性については専門家は全員同じ意見だ、とします。さらに、無知な人たちは正解が判らないので、賛成・反対をランダムに投票する とします。 すると、無知な人たちは賛成・反対それぞれについておおよそ 500万票づつ投票します。専門家は一方に偏って投票します(仮に反対票だとしましょう)。 すると賛成票 500万票。反対票 500万1000票になり、結果として 正しい結論 が採択されます。 A の内容によって、民衆の中の誰が専門家で誰が無知なのかは変わりますが、
読売新聞の記事によると、大阪工業大学が学生らの製作による小型衛星「プロイテレス」(Project of OIT Electric-Rocket-Engine Onboard Small Space Ship)を来春打ち上げると発表した。この衛星は他の小型衛星とは異なり、フッ素樹脂を噴射する“電気推進ロケットエンジン”を搭載することで目的の地点に自由に移動することができる。大阪工大のプロジェクトである淀川学に役立てるよう、淀川水系を中心に地上30mまで識別できるカメラで撮影するそうだ。開発に当たったのは宇宙推進工学研究室の田原弘一教授のグループである(トップページはFirefoxで見ると変なことになってます(^ ^;))。紹介パンフレット(PDF)によると、ロシアの固体ロケットやJAXAのH-IIAを打ち上げロケットとして検討していたようだが、記事によるとインドのロケットに決定したようである
カナダ在住の Web デザイナーにして Apple スペシャリストである Ryszard Gold 氏と Jayson Joint 氏が「スターウォーズ」に登場した宇宙要塞デス・スターの建設費を算出してみた模様 (One Death Star for $15 Septillion? What a deal!, Gigazine の記事より) 。 Gigazine の記事を引用すると 建設費を概算する上で、計算はまず 10 分の 1 のサイズで想定して行われました。デス・スターは公式設定によると直径 160 km ということで、体積は約 1 京 7160 兆立方メートル。10 分の 1 だと重さ 13 京 4000 兆トン。2008 年時点で鉄製品の平均価格は 1 トン当たり 962 ドル (約 8 万 6000 円)なので、全て鉄でできていたと考えると 1 垓 2950 京ドル (約 11
Washington Postや本家記事によると、今後5~10年以内には歯の再生技術が確立することが予想されるそうだ。 こう予想するのは歯の再生を研究している南カリフォルニア大学の研究チームだが、歯を完全に再生するには中に通っている神経や歯周靭帯、また外側のエナメル質など、多くのパーツが正確に作られなければならず、心臓など他の臓器の再生と同じく非常に複雑で難しいという。しかし歯根の再生であれば、いち早く実現しそうだ。既に豚を使った実験で幹細胞から機能する歯根の再生に成功しているとのことで、人間の歯根の再生技術は早ければ1年以内に確立すると予想する研究者もいる。 歯根が再生できれば、その上の被せ物は既存の医療技術でカバーすることが出来る。また、米ミシガン大学では歯周組織を再生する研究も進められており「人類が誕生してから今日までで一番感染者の多い感染症としてギネスに載っている」(Wikiped
以前のストーリにもあった民事再生法の適用を申請した九十九電機ですが、大手家電販売のヤマダ電機に事業譲渡を行うと発表されました(九十九電機のプレスリリース、ヤマダ電機のプレスリリース)。 一般人向けに営業展開を行うヤマダ電機はアレゲ系の九十九電機をどう経営していくのでしょうか? 関西人であまりアキバには足を運ばないタレコミ子としても心配です。 プレスリリースによると譲渡契約は1月31日を目処に締結するとのこと。 まずはスポンサーが見つかって良かった、というところだが、九十九電機も家電量販店グループの一員になってしまうのかと思うと複雑な気分ではある。
本家記事より。NY Timesに、ハーバード大学のBeatrice de Gelder教授をはじめとする国際共同研究チームが行った、盲視の実験に関する記事が掲載されている。 50代に2回の脳卒中の発作を経験した男性は、その後遺症として視力を失ってしまった。目そのものには問題がなく、目で見ているものを脳で像に変換する仕組みが壊れているという状態であった。この男性に障害物を設置した通路を歩いてもらう実験を行ったところ、男性は通路上のゴミ箱や三脚、紙の束や箱などをきれいに避け、ぶつかることなく歩き切った。 網膜で受けた情報は視覚野に送られるだけではなく、皮質下領域にも伝達される。被験者の視覚野は機能していなかったが、皮質下領域にある視覚や聴覚などに関わる上丘が機能しており、視覚野以外の部分で情報を処理していたと研究チームは考えている。 また、下等哺乳類では中脳が知覚の重要な役割を担っており、中脳
PISAの試験で高得点をとれるような教育が日本ではなされていません。 順位が下がっているのは、参加国が増えているからでしょう。 むしろ「総合学習」みたいなことをキチンと積み重ねていけば PISAの試験で高得点をおさめることが可能になると思いますよ。 ただ、それは日本で一般的に考えられている学力(読み、書き、そろばん)とはちょっと異なったものになると思います。 PISA型の学力は、「応用力」ばかりが求められるのであって、基礎力は基本的にみていません。しかし日本は基礎的な学力を重視した教育を今も昔もしています。ゆとり教育の流れはある意味でPISA型に近い学力を求めていましたが、結果「学力低下」という批判を国内から浴びて下火になりつつあります。 しかし、従来日本でいわれてきた「学力」(従来型学力)とPISA型学力はまったく性質が違いますから、同じ文脈で論じることはできません。 戦後すぐのころの社
ソフトバンクモバイルでは、携帯電話の取扱説明書も有料化するそうだ。 GIGAZINE経由MDB「取扱説明書が有料化へ」の記事によれば、「930SH/931SHにて、簡単な説明書のみが同梱されるようになる予定。取扱説明書はPDFにて無償ダウンロードできるが、取り寄せの場合は有料となる。(価格未定)」とのことだ。 PDFは無償で提供されるが、紙媒体は別途実費を請求、ということらしい。 恐らく多くのユーザは、日常的にPDFを気楽にダウンロードして閲覧できる環境にはいないと思うけれど、きちんと取説を読む人もそう多くはなさそうだから、これも着地点としては有りかもしれない。しかし、今回の対象である930SH/931SHで「気軽に∧無償で」取説のPDFをダウンロードして読める、というわけには行かないでしょうね(予想)
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