昨日読み終えた「清朝の王女に生まれて」という本。 著者は愛新覚羅顕蒅。ラストエンペラー溥儀の親戚で、粛親王*1という清朝の王女です。 清朝の王女に生れて―日中のはざまで (中公文庫BIBLIO) 作者:愛新覚羅 顕〓@59D7@発売日: 2002/12/01メディア: 文庫 実は粛親王には 37人の子供がいます・・・ その一人は、東洋のマタハリと言われた女スパイ、川島芳子で、この本の著者は芳子の妹にあたります。 私はこの「愛新覚羅一家」が大好きで、関係者が出している自伝本などを片っ端から読んでいます。 ほぼすべてが実話、回想録で、歴史の流れがビビッドにわかって非常におもしろい。 そして今回の一冊も、なんともいえないインパクトのある読後感でした。 ★★★ 溥儀や溥傑と同じように、彼女も革命後(=辛亥革命&共産党革命後)に逮捕され 15年服役、その後も 7年くらい農村で働かされています。 これ
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