ビザ・ワールドワイドは7月5日、2400名を対象にしたインターネット調査をもとに、日本人の電子マネーや現金観などに関する分析結果を発表した。ビザと早稲田大学 商学学術院 恩蔵直人教授と共同で行ったもの。 強盗の防止、震災での損失防止--電子決済のメリット ビザ・ワールドワイドの代表取締役である岡本和彦氏は、「(自身が)この業界に入って20年経つが、日本はなぜ現金への依存が続くのか不思議に思っていた。電子決済の普及はいろいろなメリットがある。タクシーの支払いが現金でなくなったら強盗は起きない。震災でも現金の損失が多くあったと聞いているが、デジタルな通貨で預金化されていればそういうことも生じない。電子決済は利便性が高いものと固く信じている。ビザとしては(普及に向けて)まだ足りないところがある」と語った。 調査結果によれば、2010年における消費支出に占めるクレジットカードの割合は10%、デビッ
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