「と彼女は泣いた」っていうのは昔の歌のフレーズで何となく借りてきただけです。 私に彼女がいてその女性が泣きながら何か言ったってわけではないです。 私は女。 私には幸せ癖がない。 今日も一日自分をほめることができず 自己嫌悪を数えて終わった。 父の顔には笑い皺がある。 私の顔には眉間の皺がある。 現在私は仕事に就いていて普通に働いてはいるけれど、 人と上手に関われないことをとても苦しく感じていて、 人の優しさや好意をたびたび踏みにじってしまう。 私は思い通りに物事が運ばないと不機嫌になり、 黙りこんで一言もしゃべらず不機嫌さを周囲にぶつけてきた。 自分でもそんな人間でいたくないのに、 なんで自分の気分を抑制できないのか、 自分の事さえも思い通りにできないことに苛立ち、みじめになる。 みじめさがつのると思い出す場面。 まだ多分、幼稚園にも通っていなかったのじゃないかな。 茶の間に敷かれた絨毯の