先週は、日立製作所が最新のWooシリーズに搭載した自動画質調整機能「インテリジェント・オート高画質」について話したが、現在はこの機能で唯一のライバルになってしまった東芝も、おそらく「おまかせドンピシャ高画質」を、年末までにさらに改良してくるだろう。いや、実はこの機能を搭載して以来、東芝は常におまかせドンピシャ高画質の機能に改良を加え続けていた。 日立のアプローチは通常のテレビ番組と映画の2つに映像を分類し、それぞれが画質設計の意図通りに見えるよう、色温度やバックライトの明るさを調整するというものだった。人間が映像を目視しながら調整を加えるのに近い雰囲気となる。 東芝の自動画質調整機能は、春に登場した8000シリーズで「おまかせドンピシャ高画質・プロ」に進化。人間の視覚反応の1つである「明暗順応」に合わせ、周囲の明るさが変化した際に画質を切り替える時間を微妙に調整する機能が加えられた これに