「解釈の知性」から「変革の知性」へ 田坂教授は、新著『知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代』(光文社新書)の中で、21世紀に求められるのは、ただ問題を机上で分析し、理論的に解釈するだけの「解釈の知性」ではなく、目の前の問題を実際に解決し、現実を変革する「変革の知性」であると述べられていますね。 そして、その「変革の知性」とは、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つの知性」を垂直統合した知性であると述べられていますね? 田坂:ええ、そう述べています。そして、その「7つの知性」を垂直統合して身につけた人材を「スーパージェネラリスト」と呼んでいます。 前回は、その「スーパージェネラリスト」と呼ぶべき人材の一つの典型として、月面着陸をめざした「アポロ13号」の爆発事故において、地上の管制センターで指揮を執り、あらゆる困難を乗り越え、3人の宇宙飛行士を無事、
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