今日、人類は過去には存在しなかった様々な病に苦しめられている。こうした新種の病が出現する傾向は、どうやら今後も続いていきそうだ。ここに将来的に人間に襲いかかるかもしれない10の病気を挙げてみた。 どのような病気が出現するのかを正確に予測することはできないが、技術や社会的な傾向を読み解けば、それを知る手がかりになるだろう。こうした予測を警告として胸に刻んでおくことだ。 なお、生物工学を駆使して開発された人工ウイルスの拡散、あるいは脳のハッキングをはじめとする、バイオテロやバイオハッキングといった意図的な行為によって、全く新しい未知の問題が発生する可能性も大いにある。だが、ここで紹介するリストでは、その可能性までは考慮されていない。ここに挙げられている病は、技術の進歩によって出現するであろう健康問題のみであることに留意して欲しい。
2010年にテック系コラムニストのNick Carrさんが「Googleで人間は馬鹿になるか?」という質問を、米誌「The Atlantic」で投げかけていました。以降、この手の話題が議論されるようになりました。ちなみに、Carrさんは自身の著書『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』でも同じ内容について語っています。 彼の基本的な考え方は、インターネットは脳の考え方を変えるというものです。もちろん、人間は自分自身で考え方を変えるのですが、インターネットは、「考え方の変え方」に影響を与えているはずだと言っています。それは必ずしも悪いことではありません。一部の人騒がせな人たちが、インターネットが人間の記憶力を低下させたと言うことがありますが、それについて米誌「Wired」でJonah Lehrerさんが以下のように言っています。 いわゆる交換記憶(transactive
米大手ベンチャーキャピタル(VC)、クライナー・パーキンス・コーフィールド&バイヤーズ(KPCB)のゼネラルパートナー、メアリー・ミーカー氏が毎年恒例のリポート「インターネット・トレンド」を発表した。同氏は1990年代から証券アナリストとしてネット業界に携わり、「ネットの女王」と呼ばれる。業界の第一人者の目に映るネットの現在と未来とは――。ミーカー氏はこのほど、米スタンフォード大学(カリフォル
連載2回目に登場する賢者はソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の家庭用ゲーム機「プレイステーション」の生みの親で、現在は自ら設立したサイバーアイ・エンタテインメントで次世代技術の開発に取り組む久夛良木健氏。クラウドコンピューティングが加速することで、ネット社会の主役はスマートフォンやタブレット端末ではなくなっていくと予言した。不振を極めている日本の家電メーカーが復活するカギも、そこにある。 プレイステーションの開発において、インターネットはどのように意識されていたのでしょうか。 SCEが初代のプレイステーションを発売したのが1994年。プロジェクトの段階から数えるともう20年以上が経ちますが、私はプレステの開発を始めた当初から、どこかの時点でプレステをインターネットに“溶かしたい”という思いを持っていました。 プレステをネットに“溶かす”というのは、ゲームソフトの情報をクライア
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