SF成分が足りてないので[読書会@さよならの儀式]の課題図書を読んで、大満足&大満喫。サイエンス・ファンタジーから、すこし不思議まで、2013年は豊作大漁の当たり年だったんだね。出せば売れる定番作家から、出たばかりの(ただし傑作ぞろいの)新人まで、がっつりSFが読める。 いわゆる大御所のソツのない仕事ぶりは、よく言えば安定感、悪く言うと陳腐寸前で、懐かしいSFネタを現代風味にアレンジする。やたら親切に世界設定を語りだす地の文だけでお腹一杯になる。『皆勤の徒』や『シドニアの騎士』で、「最近のSFは説明しない」がデフォだと鍛えられている人には、逆に新鮮かも。いかにもSFらしい設定よりも、そのネタの「説明の仕方」のギャップが面白いのだ。 つまりこうだ。執筆者の年齢が上になればなるほど、「ロボット」や「タイム・パラドクス」といった、分かりやすいラベルが目に付く。その結果、一冊のアンソロジーの中に、
理化学研究所によるSTAP細胞騒動が示したように、世に出回る研究論文のなかには検証が難しい内容も多い。研究内容を再現する条件が“属人的ノウハウ”と言われれば素人は手出しができない。そんな心配を、近い将来、ロボットが払しょくしてくれるかもしれない。 産業用ロボットを製造する安川電機は今年3月に「バイオメディカル事業統合部」を立ち上げた。バイオテクノロジーや医療に関する実験や医薬品の製造を行う2本腕(双腕)ロボットを製造・販売する部門だ。昨年まではロボット事業部の一グループでしかなかったが、「バイオ分野では十分に採算性があるとの目算ができたことで独立部門となった」(清水圭部長)という。 なぜ、バイオ分野で双腕ロボットの需要が盛り上がっているのか。その背景には、遺伝子解析ビジネスの勃興により、分析のための前処理作業の必要性が高まったことがある。また、再生医療が国の成長戦略の一つに組み込まれたこと
Inc.:信じられないような実話をひとつ紹介します。ロボットの腕を動かして生活しているひとりの女性がいます。彼女の体はほぼ完全に麻痺していますが、体から離れたところにあるロボットの腕を動かしてコップをつかみ、口元まで運ぶことができます。脳に埋め込まれたチップが、神経細胞の電気信号をとらえ、ロボットに指令を出すのです。 とはいえ、研究者たちが人間の脳について知っていることは、外国人が飛行機の窓から見下ろして、その国の政治についてわかることと同程度です。つまり、脳科学には信じられないほどの可能性があるのです。ただし、人間の脳を完全に解明するには途方もない時間がかかるでしょう。 アメリカのニューヨーク市で開かれた「World Science Festival」のホスト役であるRobert Krulwich氏は、パネラーとして参加した研究者や脳科学者に次のように問いかけました。今後、脳に関して科学
ここ1、2年、ロボット関連のニュースが増えている。アメリカでは、グーグルやアマゾンがロボットベンチャー企業を買収するなど、米IT大手の取り組みが注目を集めている。国内でも、筑波大学発のベンチャー企業サイバーダインが開発した装着型ロボットが、昨年、EUで医療機器として認定された。同社は3月26日に東証マザーズに上場する。 このように盛り上がりを見せているロボットだが、今後、どういった形で我々の身近な存在として世に出てくるのか、イマイチ想像できない・・・という人も多いのではないだろうか。 そんな中、パナソニック子会社のアクティブリンクは昨年末、2015年から装着型のロボットを量産化することを明らかにした。しかも価格は1体50万円前後と安い。装着型ロボットは、もう間もなく手を伸ばせば届く存在になる。 そこで今回は、同社の藤本弘道社長に、装着型ロボットの現状、今後どういったところで活用されていくの
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 人間と機械 さて今回からしばらく、サミュエル・バトラーの『エレホン』の抜粋をお読みいただくことにしよう。その前に、この連載のだいたいの流れを振り返っておこう。この連載は、アンドロイドとサイボーグというテーマで、人間と人間以外のさまざまな事物の関係を考えている。アンドロイドのテーマでは、人間でないものが人間になる可能性と夢想を取り上げ、サイボーグのテーマでは、人間が現在の人間でない存在になる可能性と夢想を取り上げる。 アンドロイドのテーマの系統ではこれまで、ピュグマリオンの幻想と、『未来のエヴァ』の幻想を考察してきた。ピュグマリオンは、美しくはあっても堕落した生きた女たちに絶望して、純潔な乙女の石像を掘り上げて、それが魂と生きた肉体をもつことを
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