永野 智久 スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表 「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。 この著者の記事を見る
熊野 信一郎 日経ビジネス記者 1998年日経BP社入社。日経ビジネス編集部に配属され製造業や流通業などを担当。2007年より日経ビジネス香港支局に異動、アジアや中国に関連する企画を手がける。2011年11月に東京の編集部に戻る。 この著者の記事を見る
via photopin cc 遠藤にしても、「もっと激しくプレーしろ」とか「もっとシュートを打て」と言われたことはあったはずだ。それでも遠藤は決して変わらなかった。自分のことは自分が一番よくわかっていると言わんばかりに、やり方を曲げなかった。 ブームを追いかける人は、一生ブームを作れない、という言葉がある…(北健一郎『なぜボランチはムダなパスを出すのか?』) どう見えているのか分からないが、こう見えても私は高校までサッカーをしていた。センターハーフとサイドバックを経験し、数多くの試合を観戦してきたので、サッカーを見る目は肥えているつもりだ。それでも、遠藤保仁の凄さは理解できなかった。決定的なパスを出したり、冷静にゴールを決めるシーンを見ると、確かに上手いと思う。だが、センターサークル付近でバックパスを繰り返したり、棒立ちでボールを取られそうになったりと、危なっかしいイメージがあった。 『
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