タイムリミットはあと2年 2019年10月の消費税増税を意識して、増税前にマイホームを取得したほうがいいのではないかと考える人が増えている。 リクルート住まいカンパニーの調査によると、住宅の取得を検討している人のうち、44.6%が「いまが買い時」と考えているが、その理由のトップが「消費税率の引き上げが予定されているから」の21.8%という結果となっている。 昨年の同調査では、超低金利を反映して「お金が借りやすいから」がトップだったが、今回は20.2%で2位にとどまっている。住宅の場合、契約から引渡しまで長い時間がかかることを念頭において、消費税増税前に、早めに動き出したほうがいいと考える人が増えつつあるわけだ。 それもそのはず。買物の金額が大きいだけに、税率の引き上げ幅は2%といっても影響は決して小さくない。マンションは、土地代金分には消費税がかからないため影響はそれほどでもないが、注文住