「ITエンジニアは、超上流工程を担えるように“変わらなきゃ!”いけない。一見難しそうだけれども、やろうと思えば変われるぞ!」。日経SYSTEMS 6月号の特集記事「変わらなきゃ!ITエンジニア」の取材・執筆を通してこう確信している。 ここで「変わらなきゃ!」と言っているのは、ITエンジニアが担う役割についてである。ITエンジニアは「示された要件に沿って確実にシステムを仕上げる」という従来の役割だけでなく、「新ビジネスの企画」「業務改革の方針策定」「最新技術の適用方針の策定」といった、超上流工程を担う必要が出てきた。 ITなしではビジネスが成り立たなくなっている今、ITエンジニアがITの専門家として超上流工程に参画することは不可欠。システム利用部門の担当者と共にビジネス企画や業務改革方針を考えて、ビジネスに対して新しい価値を生んでいこう、と提案したい。 特集記事では、超上流工程で行うべきこと