熊本赤なす/ヒゴムラサキ<なすの品種 ●熊本赤なす/ヒゴムラサキとは ◆熊本の伝統野菜 熊本の赤ナスは熊本の伝統野菜として大正時代から生産されているナスで、農家ごとにばらつきがあった物を選りすぐり、2002年に県農業研究センターが「ヒゴムラサキ」という品種を開発し、ブランド化に取り組んでいます。 栽培の手間や、果実が柔らかく、流通面でも注意が必要なことなどから、一本あたりの価格は決して安くはありませんが、大きいので一本でも食べ応えはあります。熊本県内などでは「ヒゴムラサキ」としても一般的に見かけますが、他府県の百貨店などではブランド化を進めているくまもんのマークが入ったシールが張られているものが並んでいます。 もともとは、宮崎県の在来種、“佐土原なす”が起源とされていて、「熊本長なす」とも呼ばれています。 ◆熊本赤なす/ヒゴムラサキの特徴 熊本赤なす/ヒゴムラサキは非常に太く長い=大きいナ