◆ 開発・製品化したSOFC(固体酸化物形燃料電池)の技術を応用し、400kW容量のSOECデモ機を開発 ◆ 長崎カーボンニュートラルパーク内でデモ機を設計・製作、総合効率90%-HHV達成に向け大きく前進 三菱重工業はこのほど、高砂製作所(兵庫県高砂市)構内に整備している高砂水素パーク(注)内で、次世代の高効率水素製造技術である固体酸化物水蒸気電解「SOEC」(Solid Oxide Electrolysis Cell)のデモ機の運転を開始しました。SOECは、当社がすでに開発・製品化している固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)の技術を応用したもので、高効率であるという利点に加え、当社独自の円筒形セルにより他社にはない高圧化を可能にする技術として開発を推進しています。今回稼働したデモ機は、長崎カーボンニュートラルパーク(長崎市)での要素技術開発を経