[拡大する] 平成15年(2005年)から平成22年(2010年)までの喫煙率推移(データ出典:厚生労働省・平成22年国民健康・栄養調査) 習慣的にタバコを吸っている人の割合は全体で19.5%となったことが、厚生労働省が1月31日に発表した『平成22年国民健康・栄養調査』で明らかになった。20%を切ったのは調査を開始した1986年以来初めて。健康意識の高まりや受動喫煙防止対策による喫煙場所の減少、2010年10月1日より施行された“たばこ増税”などが影響しているものと思われる。 現在習慣的に喫煙している人の割合を男女別にみると、男性32.2%、女性8.4%で男女ともに前年に比べ減少。年代別にみると男性でもっとも喫煙率が高かった世代は【40~49歳】(42.4%)で、【30~39歳】(42.1%)、【50~59歳】(40.3%)と続いた。20代は34.2%で、2005年(平成17年)の同調査