すぐれたデザインに送られる『グッドデザイン賞』(主催・日本デザイン振興会)候補が多数集まったデザインイベント『グッドデザインエキスポ』が26日、東京ビッグサイトでスタートした。今年は生活用品からプロ用機械、建築、広告デザイン、ソフトウェア、各種サービスなど“豊かな生活をデザインする”作品約2000点を展示。また、東日本大震災を受けて被災地のデザイン産業を支援する企画も行われ、東北6県と茨城県の企業・100社の作品を展示するコーナーも設けている。同イベントは28日まで開催。 イベント開始前に行われた記者会見には、審査委員長の深沢直人氏、副委員長の佐藤卓氏も出席。日本デザイン振興会の飯塚和憲理事長は「震災の影響で募集スケジュールが1ヶ月遅れたものの例年と変わらない応募があった」とコメント。 佐藤氏は「日本が誇れるものは生産力・企画力・デザイン力。生産地が近隣のアジアに移っていくなかで、日本はど