日本マクドナルドホールディングス(HD)は16日、未発表だった今期(12月期)の業績が上場後最大の380億円の最終赤字になると発表。これを受けて、本社スタッフを対象にした約100人の早期退職募集や、不採算店舗131店を年内に閉鎖する改善策を発表した。経営責任を明確にするため、サラ・カサノバ社長の6カ月間20%を筆頭に、役員報酬を減額する。 同社が発表した改善策は、▽本社100人規模(全体の15%)の早期退職募集▽今年中に成長が見込めない131店舗を閉鎖▽4年間で2000店を改装、うち500店舗を年内実施▽東日本、中日本、西日本の3地区本部制導入▽幅広い選択肢から選べるセットメニュー制導入-など。 同日会見したカサノバ社長は、「消費者からの信頼回復、食の安全・安心、ビジネスの回復のため、ビジネスリカバリープランを策定した」と説明した。さらに「現時点では、お客さまの期待に答えられておらず、重く
![マック、今期131店を閉鎖 100人の希望退職も…全役員の報酬カット 最大の赤字で改善策発表(1/2ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e94b58a6e0e856d49c2a18a7cc9255c97a71b412/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fcommon%2Fimages%2Fogp_economy.jpg)