年収200万からの貯金生活宣言という本が ちょっと人気だというので手に取ってみました。 普通に貯金とか出来る人には必要ない内容なんだけど これを読んでいてちょっと腑に落ちたことがあったので メモっておきたいかなっと。。 最近ほとんど更新していないにもかかわらず そこそこの人に見ていただいているようで 中にはメールで不動産投資の相談をしてくる人もいる。 これからの人もいるし、もう買っちゃった人も。。 当然相談してくるからにはそこには何か問題があって だいたい大きくわけると 1 頭金がないけど不動産を買いたい 2 物件を買ったけど毎月のローンが苦しい 3 次の物件を買いたいけどお金が借りれない この3つかな。 私はこういうメールを読みながら、 なんでこんなことになっちゃうのかその心理が分からずに ずーっと気になっていたのですが 年収200万からの貯金生活宣言を読んで氷解。 特に頭金がないと言っ
アフタヌーンに載った読み切りを集めた作品集。アフタヌーンは毎月買っているはずなのですが、この単行本に収録されている「日下兄妹」以外は読み飛ばしてしまっていたようです。 だってなんか絵がオサレなんですもの。細くて繊細な線で、シンプルな描写。スラリとした登場人物たち。エコでロハスでゆるふわオーガニックな雑誌に載ってる絵だよ。ku:nelとか。読んだことねえけど。 収録作品は全てその画風からはイメージしづらいSFもの。最初に読んだ作品ということもあるかも知れませんが、俺が一番好きなのは「日下兄妹」なのでそこ中心に紹介してみます。 あらすじ。日下雪輝は将来を嘱望されたピッチャーだったが、肩を壊して野球部を離れる。部員たちは手術を受けて野球部に戻るように説得するが雪輝は聞き入れない。 この導入で重たい話を想像しますが、実際は全くそんな事はなく、軽妙の一言。「お前が練習しないと隣の女子大が観に来ないじ
「アメリカ社会」入門 英国人ニューヨークに住む (生活人新書) 作者: コリンジョイス,Colin Joyce,谷岡健彦出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2009/06/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (23件) を見るあとで書く。「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書) 作者: コリンジョイス,Colin Joyce,谷岡健彦出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2006/12/07メディア: 新書購入: 14人 クリック: 140回この商品を含むブログ (84件) を見るこっちも何年か前に読んでる(そしてけっこう面白かった)けど、この日記に記録してないなあ。
小倉昌男の『経営学』を読んだので書評を。 小倉昌男 経営学 作者: 小倉昌男出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 1999/10メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 365回この商品を含むブログ (97件) を見る経営者の回顧録を何冊も読んできたが、名著もあれば、自慢話の羅列の読むに値しない本もある。小倉昌男の『経営学』は、既に古典と言われるだけあり、間違いなく名著の中に入る。本エントリーでは『一勝九敗』、『Who Says Elephant Can’t Dance?(巨象も踊る)』のような名著との共通点に注目しながら本書を評してみたい。 私が経営者の回顧録を読んで、良いと思う点はどんな点か。まず、当たり前のことを当たり前にやってきたら成果がついてきた、というように淡々と事実と成果が語られていること。その人の成果が誇張されているような本は読むに耐えないし、本当の名経営者はそんなこ
警察の誕生 (集英社新書) 作者: 菊池良生出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/12/17メディア: 新書購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (14件) を見る最終的に60名を超えるご応募いただきました。ありがとうございました。今回参加いただく8名を決定いたしましたので通知いたします。今回の審査にあたっては「読書傾向」と「書評の営業力」を重視しました。 「読書傾向」では、いわゆるビジネス本や経済本が、お勧め10冊中2−4冊であることを第1の条件としました。0冊では経済社会から距離のある専門的読書人の可能性がありますし、5冊以上ではビジネス分野の専門読書人だと仮定いたしました。書評の読者の多くは現役ビジネスマンだと思われます。そのビジネスマンたちが日ごろあまり手にしない本をお勧めするのが、本講座におけるキュレーターだと考えています。 「書評の営業力」とは書評を読ん
防衛や軍事にご興味をお持ちの方向けに入門書をいくつかご紹介したいと思います。 ニュースなどで防衛に興味をもたれた方が、もう少し知りたいと思って書店に赴くと、当然ながら、良書もあれば悪書もあります。売れ筋ならいい本かといえばさにあらず。色々と問題点の多い本がわりとよく売れていることもあります。(参考) ではいったい何を読めばいいのでしょうか?「最近、自衛隊とか防衛とかにちょっと興味を持ったんだけど、何読めばいいの?」という方のためにお勧めの入門書を三冊挙げてみます。 「安全保障とは何か―脱・幻想の危機管理論」江畑謙介 まずは信頼と実績の江畑氏。彼の著書は豊富なデータと綿密な考証にもとづいており、誤りが極めて少ないことで知られています。著者は工学博士でもあるためか、兵器の能力や性質についても正確です。そんなミクロな点だけではなく、国家安全保障レベルの大局的考察についても優れています。まさしく、
ねじとねじ回し - この千年で最高の発明をめぐる物語 2006-11-05-2 [BookReview] この千年で最高の発明は?→ねじとねじまわし! ■ヴィトルト・リプチンスキ / ねじとねじ回し - この千年で最高の発明をめぐる物語 ということで、ねじとねじ回しの歴史をたどる短い本です。 ちょっとした知的冒険を楽しめます。 中学生、高校生にぜひ読んで欲しい本ですね。これを読んで将来の進路に工学(エンジニアリング)も視野に入れて欲しいな、と。 難をあげると、もっともっと図がいるんじゃない?という点。 「図解○○」みたいな本がよくあるけど、この本こそ、懇切丁寧な図解が欲しかったところ。昔の文献から引用した図はいっぱい載ってるけど、「説明のための図」が欲しい! さて、19世紀の技術(熟練した職人)と発明についての話が、現代のソフトウェアエンジニアリングにも応用が利くかなと思い、引用: 技師が
タイトルが冴えないけど「日本語作文術 (中公新書:野内良三)」(参照)は良書だった。文章読本の系統では新しい古典になるのではないか。レベルは一般向け。高校生が読んでもよいくらい。大学生や新社会人も読んでおくと、一生のお得。悪文を書き連ねている私がいうのもなんだけど、これ読むと、それなりに文章がうまくなることお請け合い。 文章読本は数多くある。ありすぎる。人それぞれ信奉する良書もある。なので、どれが良書かという議論は、ご宗教みたいな話に堕しがち。どうぞご勝手に。私はある時期からあまりこだわらず、そのときおりの文章読本を時代を読むように読むようになった。文章読本自体を楽しむという趣向では「文章読本さん江 (ちくま文庫:斎藤美奈子)」(参照)のような冷めた感じだ。文章というのは多面的で一冊の文章読本ですべてを言い尽くせるものでもないし。 それでも信奉書に近いものはあって、平凡だが二冊。「日本語の
http://www.youtube.com/watch?v=S_d-gs0WoUw&feature=player_embedded Asteroid Discovery From 1980 ― 2010という動画。 スラッシュドットで紹介されていたの。 http://slashdot.jp/idle/article.pl?sid=10/08/30/0039203 今では、小惑星は数十万個発見されているんだけど、その大半は1980年代以降のものなんだよね。 その発見の過程を、年代ごとに太陽系を北側から見下ろした動画にしたもの。 非常に美しくて、すばらしいよヾ( ・∀・ )ノ゙ 内側から三番目をくるくる回ってるのが地球ね。 時々、サーチライトを照らしたみたいに、白いつぶつぶがぱっと見えるのが、新しい小惑星が見つかったってこと。 たぶん、予算によるプロジェクトの期間がかぎられ
kikulog 記事一覧 カテゴリー別記事一覧201410 2014/10/22 江本勝氏の死去 201409 2014/09/12 生協の「書評対決」の書評 201407 2014/07/04 「いちから聞きたい放射線のほんとう」サポートページ 201406 2014/06/04 「いちから聞きたい放射線のほんとう」訂正箇所 201404 2014/04/23 朝日新聞に書評が出るようです [kikulog 647] 2014/04/09 理研CDBの騒動について [kikulog 646] 2014/04/07 博士論文中での剽窃について [kikulog 645] 201403 2014/03/17 「いちから聞きたい・・」のあとがき [kikulog 644] 2014/03/03 論文: Structural flexibility of intrinsically disord
「小倉昌男 経営学(小倉昌男)」(参照)は、宅配便という分野を創始したヤマト運輸の元社長小倉昌男氏が初めて書いたいわば自伝で、手元の初版を見ると1999年とある。もう10年も経つのかと感慨深い。絶版か文庫本になっているかもしれないとアマゾンを覗いたら普通に単行本として販売されていた。普通にロングセラーなのだろう。もしまだ読まれたことのない人がいたら、読めばロングセラーの理由がわかる。名著だからだ。 小倉昌男名の書籍は他に数点あるが、この本が最初だった。ヤマト運輸の宅配ビジネスについては、私も20代の終わりでひょんなことで参加した経営セミナーでケーススタディとして学び、ビジネスの基本・新しいビジネスの考え方・独創的な展開などの点からも驚いたことがある。小倉さん本人の本を読みたいものだとその頃から思ったが、その後もずっとなかった。理由は本書に書いてある。ヤマト便のCMがテレビに流れるころのこと
この3冊の中で、起業を考えてる人や会社の経営者、政治家の方などに、「このレベルだけは最低押さえて欲しい」「これだけ押さえれば大丈夫」という本が、 「借金を返すと儲かるのか?」です。 今まで見た会計の本の中で一番やさしく、それでいながら会計の本質のすべてを網羅している本と言えると思います。 最近は、 「今度会社作るんですが、会計とか全然わかんないんですけど、何かいい本ないっすか?」 といった質問を受けたら、この「借金を返すと儲かるのか?」をオススメすることにしてます。 実はこれをお書きになった岩谷さん、私と昨年末ほぼ同時に外苑前にオフィスを移し、名刺に刷ってある肩書きも全く同じ(公認会計士・税理士・システム監査技術者)で、非常にご縁を感じる方です。 オフィスも直線距離で200m弱なので、この本もわざわざ事務所まで持って来ていただきました。 この最新刊「12歳でもわかる!決算書の読み方」は、「
せっかく三人でコメント欄で本を選んだのでエントリーの方で紹介。http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/comment?date=20100405#c まず田中 ゼロ年代にあげるべき経済書としては何をあげましたか? 僕はクルーグマンの「復活だぁあ」論文(01年翻訳完了)が収録されてる本か、もしくは経済学ブームの端緒となった『ヤバい経済学』あるいは『エコノミスト、南の貧困と闘う』でしょうか。日本人のものなら、結局、構造改革やその前後の制度設計にもろにかかわった人物の生きざまも記した暗黒卿の『さらば財務省』をあげますね。 クルーグマン教授の<ニッポン>経済入門 作者: ポール・クルーグマン,山形浩生出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2003/11/22メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 54回この商品を含むブログ (46件) を見るヤバい経済学 [増補
山形浩生「山形月報!」 2010年03月25日14:45 担当者より:年始一発目の山形浩生さんの書評連載です。小説から歴史ものまで幅広く紹介されております。 配信日:2010/01/28 年が明けましたねえ、遅ればせながら。わたしはラオスの片田舎でこれを書いておりますですよ。みなさん、前回紹介した『ルワンダ中央銀行総裁日記』はお読みいただけまして? さて、新年もいろいろおもしろい本が出はっておりますよ……と書いてみたんだけど、よく考えるとそんなにないな。まずは何をおいてもコーマック・マッカーシー『ブラッド・メリディアン』(早川書房)。もう最近、コーマック・マッカーシーさえあれば小説は他にいらないと思うくらい。 かれの小説は、設定とかあらすじとか書いてもほとんど意味がない代物で、食べ物を粗末にしてはいけませんとか、2ちゃんねらーどものすがりたがるちんけな教科書道徳をはるかに超越した、
今さらなという感じもしないでもないし、今見たらアマゾンで品切れだった。すごい人気である。「テルマエ・ロマエ Ⅰ(ヤマザキマリ) 」(参照)。面白いんだものね。というわけで、面白いギャグ漫画について面白いという以上を語るとろくなことにはならないが、無粋なブログなんで無粋な話でも。 私がこのマンガを知ったのは、日経新聞のコラム春秋だった。3月15日のコラムにこうあった。 古代ローマの建築技師が時空のトンネルを抜け、現代の日本と行ったり来たり。昨年末に出版され漫画好きの注目を集めている作品の筋立てだ。画期的なのは主人公を浴場専門の設計家にした点。日本側の出入り口も風呂に限っている。 面白そうな漫画だなと思った。しかし、まったく思い当たらない。周りに漫画を読む人も減ってきている。 いつごろからか漫画をほとんど読まなくなった。10年くらい前だろうか。15年くらい前か。惰性で読んでいたスピリッツが読ん
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
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