中国高級車市場にレクサスの衝撃 レクサスの中国での販売台数はこれまで“ひた隠し”にされてきたものの、その数字は公然の秘密である。 中国輸入自動車貿易センターのデータによると、上半期のレクサスの販売台数は1万2000台。1〜7月では1万4000台だった。また販売元のデータによると、1〜8月のベンツの中国での販売台数(輸入車と国産車を含む)は1万5900台、今年の上半期は1万3560台だった。 本稿執筆時点で、レクサスの1〜8月の販売台数のデータはまだ出ていないが、6〜8月までの2カ月でベンツの販売台数が2340台にとどまったのに対し、レクサスは6〜7月の1カ月だけで既に2000台を売り上げた。 このペースで伸びが続けば、今年1〜8月のレクサスの中国での販売台数は、輸入車だけにとどまらず、国産車を合わせた台数でも完全にベンツを抜くと予想される。なぜなら、レクサスの販売台数は、これ以前に
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ダイハツ工業は6月21日、中国で多目的乗用車「セニア」の生産・販売を始め、月末には全国約80カ所の販売店で展示会を開いて本格的な販売がスタートした。セニアの特徴は低価格にある。1.3リットルエンジンを搭載して6万9800元(約110万円)。排気量が同じホンダ「フィット」と比べると2万5000元(約40万円)も安い。 ダイハツだけではない。中国では最近、日系メーカーから低価格車の発売が相次いでいる。今年1月にスズキが発売した「SX4」は8万8800元(約140万円)から。4月には日産自動車が7万9800元(約125万円)の「リヴィナ」を出した。この動きを「低価格の中国地場メーカーへの反撃」と評する中国メディアもある。 中間層の購買力無視できず というのも、今年に入って、中国の乗用車市場における日系メーカー全体の販売シェアが、地場メーカー総計を下回る状況が続いているからだ。2006年の日系メー
11月18日に北京モーターショーが開幕した。上海と交互に隔年で開かれ、中国最大級となる2つのモーターショーにはほぼ毎年足を運んでいる。今年の特徴は何と言っても中国メーカーによる「自主開発車」が展示の前面に押し出されたことだろう。 従来から中国で開催されるモーターショーには、他国では見られない1つの特徴があった。象徴的に言えば「同じ車が2カ所に展示されている」ことだ。 海外の自動車メーカーが中国国内市場向けの車を現地生産するには必ず合弁会社を作らなくてはならず、その出資比率も最大50%までに限られる。合弁生産されている車の技術やデザインのほぼすべてが海外から持ち込まれているため、独フォルクスワーゲン(VW)や米ゼネラル・モーターズ(GM)、ホンダなどが、自社のブランドでブースを設けて「自社ブランド車」を展示するのはごく自然なことである。 もう1つの展示場所が合弁相手側のブースだ。例えばVWの
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