「幻の」「噂の」「伝説の」「話題騒然の」なんてキャッチフレーズが、何かに付いていたら、まず疑おうと思っている。 本当に幻だったり噂だったり伝説だったり話題騒然だったりするものも、たくさんあるだろう。でも半分以上は、テキトーに付けた、人目をひくための宣伝文句だ。 媒体は「嘘」を積極的につくことは少ない。リスクが大きいからだ。けれど、「誇張」はする。都合の良いところを強調して、都合の悪いところは、言及しないようにする。情報をイコライジングして、受け手への印象を操作する。 それは止めようがなく、世の中はそういうもので、どうしようもない事なのかもしれない、けれど、いち「受け手」としては、出来る限り踊らされず冷静に、情報を受け止めたいじゃないの、と思う。 という、めんどくさい前置きはさておき! 先日ネットで、「幻のスパイス」と呼ばれる、謎の香辛料の存在を知った。 「エジプト起源のミックススパイス」「