秋になると、アパートの近くの空き地で炭火をおこし、砂肝や椎茸を焼きながらビールを飲んだ。 春にはもちろん、夜桜の下で熱燗を沸かして飲んだ。いい思い出だ。 ひょいっと担いでいくだけで、何でも焼ける。お湯も沸かせる。寒くなったら暖まれる。そこに小さな一つの宇宙が生まれる。素晴らしい道具。 もしかしたら二日くらいなら他の熱源を使わなくても、七輪だけで暮らせるんじゃないだろうか。(なんせ宇宙だ) 挑戦してみた。 七輪ニスト(シチリニスト)の朝は早い
秋になると、アパートの近くの空き地で炭火をおこし、砂肝や椎茸を焼きながらビールを飲んだ。 春にはもちろん、夜桜の下で熱燗を沸かして飲んだ。いい思い出だ。 ひょいっと担いでいくだけで、何でも焼ける。お湯も沸かせる。寒くなったら暖まれる。そこに小さな一つの宇宙が生まれる。素晴らしい道具。 もしかしたら二日くらいなら他の熱源を使わなくても、七輪だけで暮らせるんじゃないだろうか。(なんせ宇宙だ) 挑戦してみた。 七輪ニスト(シチリニスト)の朝は早い
普段いわゆるキャバクラをはじめとしたお姉さんがいる店には行かない。「綺麗な女性と話すこと」にそれほど価値を感じないからだ。綺麗より面白いの方が大事だもの。何度か連れていかれたことはあるのだけれど、結局気ィ使って自分が話してるのに腹立ったし。金払ってるの俺なのに!まあ好きな人からすると「楽しみ方を知らない」と言われるんだろうけど。 しかし同じ女性がいるお店、という括りなのだけど昔々から気になっていて、実際何度か海外で行ってサイコーに楽しかった店がある。それが「HOOTERS」。その日本店が出来るということで…開店1時間半前から並んでみました。ラーメン屋は10分でも並ぶのイヤなのに!それでも行きたくなる店なのですよ。 (大坪ケムタ) 1時間半ワクワクの行列なんて初めてだ さて本題に入る前にフーターズについて説明を。1983年にアメリカはフロリダ州クリアウォーターに誕生したレストラン・フーターズ
旅行に行くと「のんびり時間使いたい派」と「効率よく行動したい派」に分かれる。自分は思いっきり後者。だから朝から予定をどんどん詰めていきたい。でも朝ってアチコチ行きたくても観光地や店が空いてなかったりするんだよなあ。のんびりしたお国柄の土地ならなおさら。でも朝飯と観光を一緒にすれば、とりあえず効率よく時間が使えるんじゃない? (大坪ケムタ) 海外はけっこう朝から名物が食える 日本での旅行の朝飯というと、ホテルや民宿など泊まったところでそのまま食べることが多い。それは単純に便利というのもあるけれど、正直言って外出しても朝飯が美味いところというのがそんなにないからだ。あまり「朝飯が名物の店」って覚えがない。まあ海外から来た人からすると吉野家の朝定でも珍しいだろうけど。 一方海外、特にアジア諸国は屋台文化が盛んというのもあって、朝から美味そうなご飯が街のあちこちで売られている。麺に飯、パンなどなど
東京の新橋にある「加賀屋」という居酒屋がすごい。 僕はこのお店を3年前くらいに知った。それ以来、気に入って何度か行っている。しかし、ここを一言でどう表現したら良いのか、未だに言葉が見つからない。 今回は加賀屋初体験の方4人と一緒に行ってきました。 (斎藤 充博) 入り口は地味 加賀屋はJR新橋駅から徒歩5分のところにある。この辺りは居酒屋の激戦区だ。週末になれば酔ったサラリーマンでごったがえす。 そんな激戦区でも、自分のペースで、全く独自の営業を貫き通しているのが「加賀屋」である。
ソースカツ丼ときいて、皆さんはどんなものを思い浮かべますか? 「丼にご飯をよそい、その上にキャベツの千切り、そしてトンカツがドーン。普通のカツ丼と違って、ご飯にトンカツがそのまま乗っかってるんだよねー?」 ブー!ブー!断じてブー!だ。正しいが正しくない。私を始め、群馬の桐生出身の者にそんなことを言ったら、どういうことになるかわからないぞ。 東京で見かけるものはだいたい上記のような姿のものが主だ。雑誌などで紹介されるものも然り。しかし声を大にして言いたい、「純粋な『ソースカツ丼』は違うんだ!」と。桐生人のフラストレーションを発散すべく、満を持して「おらがソースカツ丼」を紹介させていただこう。思い入れ過剰企画だ。 (乙幡 啓子) 子供のころから、「カツ丼」といえばソースカツ丼だった。まわりの人々も同じ認識だったと思う。卵のかかったいわゆる「カツ丼」を知ることになるのは、そのずっと後のお話。
すぐに食べることができて安い、それが立ち食いそばだと思う。決して飛びぬけて美味しいわけではないけれど平均点の味がある。僕の中の「立ち食いそば」とはその程度の認識だった。 しかし、先日知り合ったフードカメラマンが「立ち食いそばをなめちゃいけない」と言った。べろべろに酔った深夜2時の新宿での発言だ。僕は「あ~そうなんですか」と話半分であいづちを打ったが、「え? そうなの」と不思議だった。 ということで、そのフードカメラマンに美味しい「立ち食いそば」に連れて行ってもらうことにした。 (地主 恵亮) 水道橋での待ち合わせ 11月の終わりの平日に水道橋でそのフードカメラマンの待ち合わせをした。水道橋は変わった雰囲気だ。近くに地方競馬の場外馬券場があるので、平日の昼間でもワンカップを持ったおじさんとネクタイを締めたサラリーマンが行きかっている。
今回のレポートで行ったお店はとにかく店員さんの声が大きかった。カウンターの中で串を焼く人も、ホールで働く人も、男性スタッフも女性スタッフも。みんな声が大きい。 「お通しいっちょお願いします!」 とホールスタッフが大きな声で言うと 「お通しいっちょ了解しました!」 と更に大きな声で厨房のスタッフが答える。 活気があっていい雰囲気だったのだが、中に1人、声を枯らしてるスタッフがいた。無理して大声を出し過ぎて、喉をつぶしちゃったみたいである。 あの人がどれだけ腕の良い職人さんだったとしても、あの職場は向かないのかもしれない。 そんな風に思いました。 (text by 住 正徳) 友人に「酒のつまみは塩で充分」と言って、塩をなめながら日本酒をたしなむ強者がいる。酒飲みが最終的に行き着く所は「塩」なのかもしれない。その点僕はまだまだひよっ子である。塩だけじゃお酒を飲めない。何かしらつまみがないと淋し
友人のKさんは餃子が好きだ。餃子以外の大概の食べ物も好きだそうだが、中でも餃子が好きなのだという。どこかの街に用事があれば事前に餃子屋を調べて寄って食べてくるのだそうだ。餃子ハンター。 今回はそんな餃子ハンターの友人と一緒に六軒のお店を廻って餃子を食べてきた。その記録をご覧下さい。 (松本 圭司) では、先生よろしくおねがいします 今回のゲストは餃子先生のKさんです。Kさんはクライミングの師匠であり、かれこれ4年の付き合い。 松本(以下松)「よろしくお願いします」 Kさん「どもども」 松「最初のお店は西巣鴨の『華興』ですか」 Kさん「ここはナンジャタウン(※)の餃子スタジアムにも店を出してるんだけど、ナンジャタウンが出来てからずっと変わらず出店してるんだよ。人気があるからいつも行列。でも西巣鴨の来れば並ばず食べられるんだ」 松「それは楽しみだね」 ※・・・池袋のサンシャインシティにあるテー
春の富山湾では、深海から浅場に上がってきたホタルイカの漁が盛んで、漁師さん達が定置網で捕っている様子をニュースなどで見たりする。 幻想的に青白く発光するホタルイカ。できることなら私も捕まえてみたいなあなんて思ってちょっと調べてみたら、条件さえそろえば、砂浜からでも普通の網でけっこうすくえるらしい。すごいぞ富山。 ということで、富山までホタルイカを捕りに行ってきました。 (玉置 豊) まずは上州屋にいって情報収集 土地勘がまったくない場所でホタルイカを捕まえるのに一番重要なのは、やはり場所や時間、捕り方などの情報収集である。一口に富山湾といっても結構な広さなので、ヘタをしたら場所探しだけで夜が明けてしまいそうだ。 そこで現地のリアルタイムな情報を仕入れるべく、富山インターを降りて直行したのが、宮尾すすむのCMでおなじみの(30代以上限定かも)上州屋富山千代田店という釣り具屋さん。 今回は釣り
皆さんはラーメンが好きですか。私は大好きです。 富山のご当地ラーメンが、最近話題になっている。 真っ黒いスープで、その名も「富山ブラック」。はじめ写真を見た時にはイカスミでも入っているのかと思ったら、黒さの正体はほぼ醤油オンリーらしい。 先月末から、全国のサークルKサンクス系列のコンビニでカップ麺が発売される事となり、知名度も一気に上がりそうだ。 さっそく買ってきてはみたものの、ある欲望が湧いてきた。できればカップ麺を食べる前に、本物の「富山ブラック」を食べてみたい! (ほそいあや) 富山にきました 富山といえば何があるのか。恥ずかしながら魚がおいしいという事くらいしか知らない。黒いラーメンの引力が、来るはずなかったであろう土地へと誘う。
町全体でそれを売っている町 特定の店に変わった食べ物があるのではなくて、変わった食べ物を売っている店が町中に点在しているというパターン。香川にうどん屋さんが多いのは全国区で有名になったけど、その状態の町&食べ物である。 ヤキマン、耳うどんとか聞き慣れないものが町中で売ってると思うとどきどきしますね。 からあげの町(大分県中津市) カキオコの町(岡山県備前市日生) 耳うどんの町(栃木県佐野市) ヤキマンの町(群馬県伊勢崎市) ねばりどんの町(茨城県水戸市) おでんの町(静岡県静岡市) 町ではないけどやたらとカレーを売っている場所ということでこれも入れておきたい。 カレーの空港(羽田空港) 羽田空港を使う人にとって飛行機とカレーはセットです(少なくとも僕は)。 振り返ればぎょうざばっかり 過去の食べ物記事を調べていたら意外なことが分かった。ぎょうざばっかりなのだ。 インパクトぎょうざ ぎょうざ
そういえば、受験シーズンまっただ中。 受験生の皆様、おつかれさまです。 私も自分の遠~い受験生時代を思い出して、皆様を応援したい、ゲンをかついでトンカツ特集をしたいなと、考えていたんですが…。 食べてみたかったのは、佐賀で有名な「ドライブイン一平」のカツカレー、岡山県で愛好されているという「トンカツラーメン」等だったんですが…。 時間と予算の都合で、行くことが出来ず…(でもいつか食べに行きたい…)。 「都内の、伝説の200円のカツカレー店」を目指した記録を、地味に、つぶやき風に記録させて頂きます…。 (text by 大塚 幸代) ……とにかく腹が減っていたが、我慢した。 「ステキな定食屋」を特集した本で見かけて、ネットでも見て、数年前からどうしても行きたかった店。それが武蔵境にあるという中央食堂だ。 なにしろ、カツカレーが200円らしい。 しかも大盛りを頼むと、とんでもないてんこ盛りで出
それは、ネットで噂になっていて、気になっていた物件だった。 いろんな所で見かけたので、断片的な情報は知っていた。 埼玉県、川越に、幻の焼きそばがあるらしい。 蓮馨寺というお寺の境内で、屋台で売っているらしい。 もともとは、ずーっと昔にあった、地元では有名だった屋台焼きそばで、閉店してしまったものを、最近、どなたかが復活させたものらしい。 ひき肉をヤカンに入れてダシをとり、鉄板の上でジャーッと麺をほぐす時に使うという、独特な調理法らしい。 麺が太くて変わってるらしい。 私は高校時代を川越で過ごしていて、ウロウロと歩きたおしていたので、結構あの街のことは知っているつもりだし、有名なやきそば店が幾つかあるのも知っていたけれど(「私を川越に案内させてください」という記事を書かせて頂いたこともある)、この焼きそばの話は全然知らなかった。 年始、埼玉北部の実家から東京に戻ってくる際に、川越に寄った。
長野県の東部、上田市佐久市などの東信と呼ばれる地方では、五目あんかけ焼きそばを好んで食べるらしい。 焼きそばといえば「五目あんかけ焼きそば」のことを指すらしい。 おいしい五目あんかけ焼きそばを出す有名店がいくつもあるらしい。 「らしい、らしい」と書いてしまったのは、「インターネットで調べたところそういう情報があった」という理由からだ。 この地域で地元の人に食べられている、いわゆるご当地グルメ的な物はないだろうかと調べていたら「五目あんかけ焼きそば」が数件ヒットしたのだ。 しかし、確信を持っていい切れるほどの情報は、Web上にはなかった。 はたして、上田・佐久は五目あんかけ焼きそばの街なのだろうか。 実際に現地へ行って、確かめてきた。 (工藤 考浩) 実情はどうだろう 先日の記事で、野辺山宇宙電波観測所というところに行ってきた(→こちら)。 その日は佐久市に宿泊することになったので、せっかく
長崎で最もメジャーな麺類といえば、 そう、ちゃんぽんだ。 「昼は蕎麦かうどんでも食べようか。」 という何げない場面も、長崎では 「昼はちゃんぽんか皿うどんでも食べようか。」 となる。別に大げさに言ってるとか勢いで言ってるとかでなくむしろ控えめに言って長崎ではそれが普通で、みな当たり前にちゃんぽんを食べている。 関東から長崎に移り住んで丸7年。今回は私が長崎で得たちゃんぽんの知識を披露したいと思う。 (T・斎藤) 家で普通に作ってる 名物には、地元の人が誰も食べない名物と食べる名物とがあるが、ちゃんぽんは地元の人が食べる、それも“ものすごく”食べる名物だ。 長崎では「ちゃんぽんは家で作るもの」と思ってる人も多い。スーパーにはちゃんぽんを作るのに必要なものがすべて揃ってる。それどころか、コンビニにまで置いてあったりする。デイリーヤマザキで野菜やお惣菜に混じってちゃんぽん麺やちゃんぽんの具が並ん
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