ワシントン(CNN) 米国で活動するミャンマー(ビルマ)民主化支援の団体は13日、駐ワシントンのミャンマー大使館1等書記官が政権から離反し、同日に米国に亡命を求める考えを示したと述べた。 外交官歴31年の1等書記官の亡命申請は、24時間内に家族と共に帰国し、本国の当局へ出頭することを12日に命じられた後、決意したとしている。同大使館の外交官が米国への亡命を要請したのは過去10日間で2人目。 大使館の大使代理は今月4日、亡命の意思を表明、クリントン米国務長官宛ての書簡でミャンマー内での人権侵害や不正な選挙を批判し、自らと家族の安全を図るため亡命の他に選択肢がなかったとの考えを示していた。 ミャンマー民主化支援団体によると、代理大使の亡命表明後、同国政府は外務省職員らに同省で要職に就いた前軍将校による査問に応じることを命じている。1等書記官は帰国して査問に応じれば、非難を受け投獄などの処罰を受