概要 Vannevar Bushが1945年に発表した"As We May Think"から半世紀以上が経過し、 個人が体験するあらゆる情報を記録し、再利用するための「ライフログ」研究が盛んに行われるようになりました。体験情報を「記録」することは、いまや技術的には充分可能なこととなりました。一方、記録された情報を「記憶」と結びつけられるのか、記憶の強化や拡張につながるのか、そもそも「記録」と「記憶」の本質的なちがいは何なのか、に関して明確な結論が出ているとは言えないのが現状です。 本ワークショップでは、脳科学・コンピュータサイエンス・認知科学などの様々な立場から、記録と記憶の関係、テクノロジーによる記憶の拡張可能性についてインタラクティブな雰囲気で議論していきたいと考えています。 想定トピック: ライフログ・体験記録 記憶と記録 記憶補強インタフェース ネットワーク化された記憶 脳スキャニ