前回は 5 月. C/C++ セキュアコーディング 中味はバッファオーバーランとその亜種で半分くらい, 残りは整数演算と競合条件の話. バッファオーバーランは C 標準のダメ API を使わなければだいたい防げるからいいとして, 整数演算と競合条件は怖い. 特に競合条件は OS の資源を使う各所で起こりそうだから, 防ぎ切るのは大変そう... そのほか C/C++ コードに対するセキュリティ強化用のツールやライブラリが紹介されている. デスマーチ 一冊くらいデマルコを読んでおこうと手にとった. ら, デマルコじゃなくてヨードンだった... ヨードンは "プロジェクトのパラメータが正常値を50%以上超過したもの" とデスマーチを定義している. デスマーチというと非人道的なものを連想するけれど, そうとは限らない. たとえば一山あてようと熱心に働いている(失敗と隣り合わせの)ベンチャーも デス
だるい. 英辞郎によれば, 夏ばてを英語で "suffering from the summer heat" というらしい. 冷房負けは "suffering from the summer cool" かな ... 何もする気が起きない. 消去法で日記を書くことに. The Art Of Unix Programming を読んだ. (原書は オンライン版 もある.) 主題については良くかけており, 得るものも多かった. プログラミングというとクラスや関数がどうといったコードの話を想像するけれど, この本の重点はもう少し外側. プロセス同士の協調の仕方 (パイプとか) やファイルフォーマットの設計, コマインドライン・インターフェイスの流儀などについて詳しく説明している. Unix はプロセス同士の協調を好む. だからその繋ぎ方には気を使うんだろうね. Unix の歴史など文化的な話題に
よく書評を読む. 本屋で勢い余ってハズレの本を引きたくない. 一方で世の中あてにならない書評も多い. どこかに鉄板のおすすめ本リストはないかと考え, ふと Jolt Awards を思いだした. Jolt Awards は プログラマ向けのソフトウェアからウェブサイトや書籍までを扱う総花的なアワード. DDJ などを発行する CMP が開催している. ウェブサイトには "The Jolt Awards are the Oscars of our industry." とあるが, ちょっと褒めすぎだとは思う. アフィリエイトがてら Jolt Awards の歴代入賞本を並べてみた. 思ったより玉石混合. でも時系列に眺めると時代を感じて楽しい. 1990 年から 2006 年まで. "Jolt Winner" がいわゆる "大賞", "Productivity Winners" は入賞くらい
2006-01-27 近況 グーグル株式会社の人が MapReduce (以下 MR) について解説をしてくれるというので聞いてきた. 私は友人が誘ってくれたのに便乗しただけの野次馬なので, どういう集りなのかはよく把握していない. 何かの勉強会ということらしい. 技術的には論文に書いてある以上の話はなかったが, 実際に使っている人の話を聞けたのは貴重だった. 忘れないうちにあれこれメモしておく. (発表に使ったスライドはウェブに公開されているものと同じだという. スライドがあるなんて気がつかなかった...) まず MR のマスタープロセスは途中経過や統計情報を HTML として(?) 出力してくれる. そのスクリーションショットがスライドにあった. 進捗などがけっこうグラフィカルに表示される. こういうフィードバックの仕組みは開発生産性に影響しそうだ. (Tapestry の作者がいうと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く