(記事要約) 米国カーネギー・メロン大学のランディー・パウシュ教授(コンピューター・サイエンス、46歳)が、9月18日に同大学で400人の学生らを前に最後の講義を行った。この講義は各大学で最近よく行われる「ラスト・レクチャー・シリーズ」と呼ばれるもので、人生で最後の講義だと仮定して人気教授らが心から伝えたい内容を話すというもの。 パウシュ教授の場合は、末期の膵臓ガンで、余命は1ヶ月から数ヶ月と宣告されており、文字通り最後の講義だった。しかし末期ガンを患っているとは想像もできないエネルギッシュかつユーモラスな語り口で、子供時代の夢と自らの人生を振り返りながら、学生達に人生の教訓を伝えた。 講義はウォール・ストリート・ジャーナルやABC放送のグッド・モーニング・アメリカなど多数のメディアで取り上げられるとともに、講義ビデオがインターネットで広がり、国内外から大きな反響が沸き起こった。 記事リン