グアテマラの首都グアテマラ市の空軍基地に到着した米国のジョン・ケリー国土安全保障省長官(2017年2月21日撮影)。(c)AFP/JOHAN ORDONEZ 【2月23日 AFP】グアテマラを訪れたジョン・ケリー(John Kelly)米国土安全保障省長官は22日、同省が不法移民の厳格な取り締まりを開始する新たな命令を出したことをめぐり、不法移民に対する大規模な一斉検挙や強制送還は行わないとした上で、メキシコとの国境は断固として「コントロール下に置く」と述べた。 グアテマラのジミー・モラレス(Jimmy Morales)大統領と会談後、同国で記者会見を行ったケリー長官は「大規模な強制送還は行わないつもりだ」と述べた。ただ一方で、米国に違法に滞在するとみなされた移民たちを取り締まるというドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の指示を実効化させるために、自身が22日に署名した2つ