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出版と文化資源に関するtsysobaのブックマーク (34)

  • 橋本麻里、〈森の図書館〉と呼ぶ住居で5万冊の本と暮らす | ブルータス| BRUTUS.jp

    博物館のような、モランディの絵のような。 「今あるが2万冊。来月運び込む分が3万冊」図書館でも学校でもなく木造2階建て住居の話である。緑の山を背に立つその家を訪ねたら、嘘みたいな量のが収まっていた。美術ライターの橋麻里さんが文筆家の山貴光さんと暮らすのは、その名も〈森の図書館〉。 「ハシモトが館長、ヤマモトが司書長。毎日のようにを買い、読んで書いて棚を見ながら考えることが24時間続く」2人の新居だ。 古い書架が並ぶ閲覧室。「新しいを入れたり並べ替えたり、庭師のように棚をお手入れすることで、棚の景色は日々変わります」階段室も書棚が主役。右側は文庫サイズに合わせた造り付け棚、左は古い書架。ある意味、大雑把なグリッドが味わい深い景色を生む。木の枝が垂れ伸びる姿を模した屋根は、杉板を細かく集積させながら湾曲させた構造。大量のに負けない木の密度で空間を包み込む。山さんの書斎。図書

    橋本麻里、〈森の図書館〉と呼ぶ住居で5万冊の本と暮らす | ブルータス| BRUTUS.jp
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    tsysoba 2022/01/31
    九州大学で使われていた書架を、「キャンパス移転で行き先を失った什器を在野保存」ということで貸与を受けて使用とのこと。
  • 靉光装幀『いとなみ』 | daily-sumus2

    早いもので一月も終ろうとしている。オミクロン猖獗もまだ天井を打っていないようだし、雪も多い、寒々しい一月だった。その割りには古はけっこう買っているけど。 そんなやや憂な気分のところへ某氏より珍を頂戴した。藤島まき『いとなみ』(萬里閣、一九四一年三月二〇日、装幀=靉光)、序文が島木健作で、なんと装幀は靉光だ。添えられた手紙にはこうあった。 《昔買ったで、靉光のものが出て来ました。珍しいので送ります。(汚いですが)。靉光と藤島まきの関係はわかりません。当時は内容よりも誰が装丁したかに関心事はあり千葉の古屋から買った記憶しかありません。靉光の装丁はこのと、大江賢次「逞しき生存」(昭和16.3 萬里閣)しかわかっていませんが。》

    靉光装幀『いとなみ』 | daily-sumus2
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    tsysoba 2022/01/31
    靉光が装幀した本があるのか。驚き。
  • 「親の本棚に育てられた」昭和時代、親がインテリアのごとく購入した全集や百科事典を勝手に読んで基礎教養を作っていた

    伊藤 剛 @GoITO 東京工芸大学マンガ学科教授。著書『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』共著書『マンガメディア文化論』『鉱物コレクション入門』など 2012~14年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査員。2019年大英博物館マンガ展学術協力。※ツイートは個人の見解、意見です。 好きなもの:ホームセンター、農産物直売所 伊藤 剛 @GoITO 昭和時代、インテリアのごとく購入された全集や画集、百科事典は、そこの家の子どもたちによって「勝手に読まれた」。それが私たちの世代の基礎教養を形づくっている。 twitter.com/kurubushi_rm/s… 2021-09-19 14:41:54 読書猿『独学大全』14刷26万部(紙+電書) @kurubushi_rm なるほど。私は、読まないを買ってインテリぶることの何がいけないのかと思います。そうすることで、自分以外の人に

    「親の本棚に育てられた」昭和時代、親がインテリアのごとく購入した全集や百科事典を勝手に読んで基礎教養を作っていた
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    tsysoba 2021/09/26
    週刊百科的なものとかも。今だと、まっとうなYouTuberに出会えるかどうかが大きかったりするのだろうか。
  • 仏教者としての寿岳文章と父鈴木快音 - 神保町系オタオタ日記

    ここに文庫櫂で入手した寿岳文章の年賀状がある。宛先は福井県大飯郡青郷村(現高浜町)にある中山寺(なかやまでら)の住職であった杉勇乗宛である。昭和27年、29年と30年の3枚。うち昭和27年の年賀状には、「(略)このバビロンのやちまたの地獄へたゞ□墜ちてゆくらし」とあるようだ。年賀状に「地獄」という言葉を使うのは違和感があるが、某先生にお見せすると「ダンテ『神曲』からでしょうか」との話であった。寿岳が昭和49年~51年にかけて『神曲』の訳書を3巻出していて、「地獄篇」と「煉獄篇」だったか2冊だけは確認してみたが同種の記述はなかった。残りの篇を確認する必要があるが、寿岳のオリジナルか、前年に博士論文の題材としたウィリアム・ブレイクの可能性もある。 この僧侶杉と寿岳の関係はよくわからない。中山寺のホームページによれば同寺は真言宗御室派。寿岳は兵庫県明石郡押部谷村(現神戸市西区押部谷町)の龍華

    仏教者としての寿岳文章と父鈴木快音 - 神保町系オタオタ日記
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    tsysoba 2019/12/22
    言われてみれば、寿岳文章という人がどこからどう世に出てきたのか、意識したことがなかった。
  • 21世紀に万葉集と出会い直す

    新しい元号の典拠となった効果で、万葉集関連が売れているという。さっそく地元の町の屋に出かけてみたら、岩波文庫の『万葉集(一)』と岩波新書の斎藤茂吉『万葉秀歌』(上下巻)が見つかった。新元号の典拠である第5巻「梅花の宴」序が収録されているため売れているという角川ソフィア文庫のビギナーズ・クラシックス・シリーズ版もあったが、こちらは約140首ほどの抄録版とのことで見送った。その後、出先でいくつかの書店を歩きまわり、岩波文庫版を(一)から(五)までなんとか揃え、さらに参考図書として大岡信の『私の万葉集(一)』も手に入れて読み始めた。 万葉集を「読む」ことの難しさ 万葉集の成立時期については諸説あるが、もっとも遅い時期の歌でも第20巻末尾の大伴家持歌(4516)の天平宝字3年(西暦759年)。あくまで伝承ではあるが最古の歌は5世紀末に実在したとされる雄略天皇の代まで遡る。だが万葉集の原は現在

    21世紀に万葉集と出会い直す
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    tsysoba 2019/04/07
    人文学研究の果てしなさと面白さと意義。近世から続く出版史とデジタルアーカイブまで視野に入れて語られている。
  • 「死期を迎えたこの町のCDレンタル店」 |「境界線に置くことば」乗田綾子|新潮社yom yom編集部/乗田綾子|cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    「死期を迎えたこの町のCDレンタル店」 |「境界線に置くことば」乗田綾子|新潮社yom yom編集部/乗田綾子|cakes(ケイクス)
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    tsysoba 2018/07/28
    「音楽に限らず、現在の地方は「無くなること」「失うこと」がいつも自分のそばにあり続ける世界だ。」東京ではこの世界が見えない。公立の図書館、博物館、劇場関係者が立ち向かうべき世界でもあるかと。
  • 謎ブーム どうして「天狗にさらわれた少年の話」が売れているのか?(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

    この2月から異様な売れ行きを見せている文庫がある。 『仙境異聞・勝五郎再生記聞』 (岩波文庫)。江戸後期の国学者、平田篤胤(ひらた・あつたね 1776-1843)による「天狗にさらわれて帰ってきた少年へのインタビュー」の記録だ。なぜ今、天狗少年の話? 篤胤の研究者でもある日思想史家の子安宣邦さんに聞きました。 【写真】なぜか売れている『仙境異聞』の校訂に使われた貴重な和 ◆ ――子安さんが校注(校訂と注釈)した『仙境異聞』がツイッターを中心に大きな話題になり、相継いで増刷されるほどの売れ行きをみせています。 子安 いやあ、これはたしかに異常なことですね。「人の魂はどこへ行くのか」をテーマに記紀神話などによって考え続けた国学者篤胤の主著は『霊の真柱』(たまのみはしら)で、『仙境異聞』はその篤胤の著書としても風変わりなものです。言ってみれば、学者によって記録された「異界通信」みたいなもの

    謎ブーム どうして「天狗にさらわれた少年の話」が売れているのか?(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
  • 東日本大震災:3.11オモイデアーカイブが写真集 被災地の風景160枚 「まちの変化、歴史知って」 /宮城 | 毎日新聞

  • 30年ぶりに「名古屋叢書」幕末の武士の記録を解く 蓬左文庫:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)

    名古屋市博物館の分館で、尾張徳川家の旧蔵書など約十一万点の史料を持つ蓬左(ほうさ)文庫(名古屋市東区)は、近世の尾張名古屋に関する古文書を解読した史料集「名古屋叢書(そうしょ)」の刊行を三十年ぶりに再開する。当時を知る上で欠かせない基文献として重宝されてきたが、一九八八年に刊行事業がいったん終了していた。

    30年ぶりに「名古屋叢書」幕末の武士の記録を解く 蓬左文庫:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)
  • トップページ | 読書人WEB

    なぜ、を読むのか? Why do we need to read books なぜ、を読むのか?書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれたの中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の

  • 『怪談』の小泉八雲が遺していた、生涯唯一の料理書

    <米南部ニューオーリンズの伝統料理であるクレオール料理。その世界初の書物をいまから約130年前に書いた人物がいる。ラフカディオ・ハーン、のちの小泉八雲だ。ハーンにとって唯一の料理書ともなったこの貴重なはいかにして生まれたのか> アメリカ南部ルイジアナ州にあるニューオーリンズは、全米屈指の観光都市だ。ジャズ発祥の地であり、リオデジャネイロと並び称されるカーニバルの街でもある。 この街はもともとフランス人によって建設され、スペイン領になったり、フランスに返還されたりしたのちに、アメリカ合衆国の都市となった。 そんな歴史的背景から生まれたのが、他のアメリカの都市とは違う、異国の香りただようクレオール文化だ(「クレオール」とは、フランス・スペイン系の人々とアフリカから来た奴隷や先住民などとの混血を指す)。そしてこの街を語る上で欠かせないのが、クレオール料理である。 ニューオーリンズの伝統料理であ

    『怪談』の小泉八雲が遺していた、生涯唯一の料理書
  • KADOKAWAと所沢市、文化施設の整備へ協定締結:朝日新聞デジタル

    出版大手KADOKAWAと埼玉県所沢市は10日、新たな文化発信拠点を整備する「クール・ジャパン・フォレスト構想」推進の協定を結んだ。最新鋭の印刷工場や図書館、美術館、博物館の複合施設「ところざわサクラタウン(仮称)」を東京五輪までに共同で建設することを目指す。 建設用地として、同市内の浄化センター跡地約3万7千平方メートルをKADOKAWAが2014年に市から購入。施設建設により年間150万人の集客を目指すとした。角川歴彦会長は「創業から70年余りの間に培った知識やコンテンツを一堂に集めて一般公開したい」と話した。

    KADOKAWAと所沢市、文化施設の整備へ協定締結:朝日新聞デジタル
  • フリーペーパー「縄文ZINE」の編集部に行ってきたよ | マイナビニュース

  • お知らせ : 京都新聞

  • 「本をきっかけに、民間外交が始まった。」 (メディアイランド 千葉 潮) | 版元ドットコム

    梅雨の晴れ間、6月18日に日比谷公園で、ある記念碑の除幕式があり、参列した。 アジア太平洋戦争のフィリピン戦犯裁判のBC級戦犯105名を赦免した、第6代フィリピン大統領エルビディオ・キリノ氏の顕彰碑である。 除幕式はフィリピン大使館が主催、キリノ大統領の関係者、日比の政府要人、フィリピンと関係の深い企業の代表者、在日フィリピン人、フィリピンにゆかりのある人々、マスコミ総勢160名の賑やかではれやかなものであった。 私が参列したのは、あるをメディアイランドで発行した事がきっかけである。 『画家として 平和を希う人として 加納辰夫(莞蕾)の平和思想』(2015年3月1日発行)。 このが縁で、私は、マニラを訪問し、キリノ大統領の家族と会い、セカンドファミリーと呼ばれ、そしてある美術館の理事にも就任することになった。 書の内容は、島根県生まれの洋画家加納辰夫(号・莞蕾)が、全く偶然に取り組む

  • 青森県「衝撃」ネーミング続々 評価は二分 | 河北新報オンラインニュース

    お知らせ いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。 この度、河北新報オンラインニュースは、ウェブサイトをより使いやすく快適にご利用いただけるようにリニューアルし2020年12月14日に新しいURLにして、企業サイトも新設しました。 今後も更にわかりやすく最新の情報を掲載するンラインニュースサイトを目指しますので、どうぞよろしくお願い致します。

    tsysoba
    tsysoba 2015/03/30
  • 震災前の気仙沼に「んだんだ」若者ら記録本 | 河北新報オンラインニュース

  • 東京新聞:郷土の姿 再発見を 江戸時代の地誌「新編武蔵風土記稿」:埼玉(TOKYO Web)

    江戸時代後期に編さんされた武蔵国の地誌を読み解く「『新編武蔵風土(ふど)記稿』を読む」が出版された。「新編武蔵風土記稿」(風土記稿)は武蔵国にあった町村の地理や産業、民俗などについて書かれた記録。書は風土記稿を分かりやすく解説しており、出版元は「郷土の歴史を調べたり、名所旧跡を訪ねることなどに利用してもらえれば」と話している。 (桜井章夫) 風土記稿は幕府の事業として一八一〇年から二十年がかりで編さんされた。役人が武蔵国(埼玉県全域や東京都心を除く都内全域、神奈川県の一部)に約三千あった町村を訪れて住民から話を聞いたり、古文書を調べて記している。文章に加え、地域を描写した挿図が多いことが特徴だ。

  • 京都新聞

    京都市内で積雪があった21日朝、高野川上流の大原(左京区)から川沿いを南下してみた。山あいから市街地の三条大橋(中京区)へ。約15㌔の距離…

    京都新聞
  • 『奄美諸島の民俗文化誌』 現地主義貫き歴史につなぐ - 琉球新報

    『奄美諸島の民俗文化誌』下野敏見著 南方新社・3500円+税 書の性格は誰よりもまず著者自らに語ってもらうのがよいであろう。「あとがき」には次のように記されている。 「誌は、基的には、筆者が50年の間に奄美8カ島全集落を何回も巡り、たくさんの方々に出会い、教えてもらって記したノートやカード、写真を基に構成したものである。(中略)全て現地主義で、実際に見聞したことを中心に記しておいた」。 その言葉通り、書は1960年代後半から今日まで、ほぼ半世紀の間、現地で資料を蓄積してきた、いわば足で積み上げた民俗文化誌である。徹底した現地主義に時間的な厚みが加わっている点、民俗宗教から物質文化まで幅広い分野を扱っている点、および写真をふんだんに使って説明している点などが書の特徴となっている。 書の脱稿は「平成24年7月15日」である。私はその1年前の春に、書にもよく登場する加計呂麻島で数日

    『奄美諸島の民俗文化誌』 現地主義貫き歴史につなぐ - 琉球新報