中国・北京の店舗の棚に並べられた白酒の瓶(2011年10月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIU JIN 【8月3日 AFP】中国南部・柳州(Liuzhou)市の食品薬品監督管理局は、男性機能不全(ED)治療薬を混入した酒を製造・販売していた酒造業者2社を摘発し、酒瓶5300本以上を押収したと発表した。 当局の声明によると2社は、モロコシや小麦を原料とする中国の伝統的な蒸留酒「白酒」に、シルデナフィルやタダラフィルなどの化学薬品を添加していたとされる。この2つの薬品は、一般に「バイアグラ(Viagra)」と「シアリス (Cialis)」の商標名で知られている。 柳州市のある広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)当局によると、2社はED治療薬を混ぜた製品を「カンフー・アルコール(Kungfu Alcohol)」「滋養強壮酒」などと称して販