米国生まれの音楽、ヒップホップが中国の若者に受けている。中国語で「●(口へんに喜)哈(シーハー)」。等身大の自分をさらけ出すスタイルが人気の秘密だ。当局が規制に乗り出しても、熱気は衰えない。(北京=延与光貞) ライブが始まった。ズンズンと低音が響き、カクテル光線を浴びて男性グループ「クレージーファミリー」が歌い出す。 ♪マネー、マネー、マネー…… Tシャツに野球帽、サングラスにダボダボのズボンという格好だ。 「用意はいいかい?」 「スゲーだろ?」 ここは北京、印刷工場跡地のライブハウス。聴衆は100人ほど。多くは10代、20代の若者だ。控えめだが曲に合わせてリズムをとる人もいる。 話を聞いてみると、米国のストリートバスケットボールの動画で流れるヒップホップを聞くうち好きになった人が多かった。 昨年は「ヒップホップ元年」と言われた。ネット番組が始まって人気に火が付いたためだ。番組に出演した歌
先週初めに、中国政府当局からTVなど各メディアへのラッパーへの出演を見合わすよう要請された件が、大きな話題となった。 マスメディアではヒップホップシーン全体への規制かという報道も出たが、実態はラッパーPG Oneと女優・李小璐の不倫報道から、PG Oneのリリックに薬物使用をほのめかすものや、女性蔑視的な表現があることが問題となり、中国唯一の公式な全国婦女組合連合である中華全国婦女連合会の機関紙などがPG Oneを批判したため、PG Oneの楽曲は配信サイトから取り下げられ、TV番組の出演もキャンセルとなった。さらにその余波を受けてTV出演を行っていたGAIやVaVaも出演がキャンセルとなった。 PG Oneのスキャンダルから始まったこの問題、果たして中国はヒップホップ自体を規制しようとしているのだろうか?中国の国内で活動するDJやクラブオーナーなどに、その影響を聞いた。 取材・構成 :
アイテム 1 の 3 9月25日、野球帽にブカブカの黄色いTシャツ姿の李毅杰さん(写真)は、「ピッシー」の愛称で知られる中国では有名なラッパーだが、同国を支配するお堅い共産党の顔としては似つかわしくないルックスだ。北京で8月撮影(2017年 ロイター/Jason Lee) [1/3] 9月25日、野球帽にブカブカの黄色いTシャツ姿の李毅杰さん(写真)は、「ピッシー」の愛称で知られる中国では有名なラッパーだが、同国を支配するお堅い共産党の顔としては似つかわしくないルックスだ。北京で8月撮影(2017年 ロイター/Jason Lee) [北京 25日 ロイター] - 野球帽にブカブカの黄色いTシャツ姿の李毅杰さん(23)は、「ピッシー」の愛称で知られる中国では有名なラッパーだが、同国を支配するお堅い共産党の顔としては似つかわしくないルックスだ。
昨年末まで文化放送の「MAU LISTEN TO THE EARTH」という番組でアジア各国のローカル・シーンの情報を定期的に発信してきたのですが、現在そうした情報発信はミュージック・レヴュー・サイト「Mikiki」でやらせていただいている連載「REAL Asian Music Report」のみ。というわけで、当然のごとくネタは溜まっていく一方です。 こちらのブログは主に自分の活動を報告する場としてきたのですが、アジアネタも含む音楽情報も定期的に更新していくことにしました(自分のメモ代わりという意味合いもあり)。 今回ご紹介するのは中国は成都市のラップ・グループ、Higher Brothersの「野猪儿 Black Cab」。リリックの内容は分かりませんが、ビートはゴリゴリのトラップ! どうやら成都は中国におけるラップ・ミュージックの中心地のひとつになっているようで、Youtubeにはチ
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