音楽家の大友良英がアーティスティックディレクターをつとめ、国際交流基金アジアセンターが主催する音楽プロジェクト「ENSEMBLES ASIA(アンサンブルズ・アジア)」。その取り組みの1つとして、20名の音楽家がアジア中から集まって即興演奏を繰り広げたカテゴライズ不可能なライブ『Asian Meeting Festival 2015』(2015年2月)は、東京・京都とも満員御礼。日本で暮らしているとなかなか情報を得る機会の少ない、アジアのローカルな音楽シーンへの関心の高さを印象付けた。 その実験的なライブから1年を経て、今年もユニークな音楽家たちが日本へやってくる。前回同様、初来日の音楽家も多数参加する『Asian Meeting Festival 2016』。そこで前回のライブの目撃者であり、ノイズミュージック、実験音楽のファンでもある能町みね子と大友良英に、アジアのローカル音楽の面白さ
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