【GoHooトピックス7月17日】「代償伴う愚かで無責任な決定」(読売)、「無謀な国家プロジェクト」(毎日)、「この建設計画は無責任だ」(産経)― 新国立競技場の建設計画問題で、政府が現行どおり計画を進める方針を示した直後、在京の大手6紙(読売、朝日、毎日、産経、東京、日経)が計画見直しを求める社説を一斉に掲載した。安保法案などをめぐり6紙の社論の違いは鮮明になっているが、新国立競技場の問題では最終的に立場が一致。政府が計画見直しを検討し始めたと伝えられたが、ふだん政権の政策を支持することが多い読売、産経が社説で激しく批判する路線に転じたことも、政府の判断に影響した可能性がある。 JSCサイトの「新国立競技場」よりただ、この問題が浮上して以来、新聞各社の論調が足並みを揃えていたわけではない。朝日、毎日、東京、日経の4紙は昨夏以降、計画見直しに言及したり、拙速に計画を進めないよう求める社説を