航空自衛隊の幹部自衛官が29日夜遅く、東京のJR大久保駅で酒を飲んで帰宅途中に肩がぶつかったと声をかけてきた会社員の男性を、ホームから線路に投げ落としたとして、殺人未遂の疑いで警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、防衛省航空幕僚監部の3等空佐、鶴田義明容疑者(39)で、警視庁の調べによりますと、29日午後11時半すぎ、新宿区にあるJR中央線の大久保駅のホームですれ違った際に肩がぶつかったと声をかけてきた44歳の会社員の男性に対し、「殺してやる」などと言って胸ぐらをつかみ、線路に投げ落としたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。男性にけがはなく、電車は駅に近づいていましたが、別の乗客が非常停止ボタンを押したため、電車は駅の手前で止まったということです。 その後、男性と駅員がホームにいた鶴田3等空佐を取り押さえたということです。 警視庁や航空幕僚監部によりますと、鶴田3等空佐は29日、仕