「奇跡」という「希望」。｜吉田アミ2015年10月2日（金）に草月ホールにて、初上演された灰野敬二作曲の『奇跡』にピアニストの一人として参加しました。ジョン・ケージの『4分33秒』のアンサーソングとして作曲され、88人の演奏者がそれぞれ1本の指で、1台のピアノの88鍵を同時に弾くというもの。現代音楽にアンサーソングっていう文言を入れるのもなんだかなあという気もしますがこのマヌケ感は大事にしておきたいです。そもそも『4分33秒』自体がとんちみたいな作曲ですから。 はじめに断っておくと、この試みを失敗だともやらなきゃいいのにとも思ってないですし、否定もしてません。また自分が参加したことに対して後悔もしてませんし、やる人生とやらない人生ならやる人生を選択します。やはり体験してみないとわからないということは、人生においていろいろあるのです。 Twitterでだらだらと感想を書きましたが、せっかくなので自分の心情と心境変化について書
