メルカリは6月13日、作品やコンテンツの権利者と連携し、2次創作物の売り上げの一部を権利者にロイヤルティー(版権使用料)として支払うことで、販売を公式に認める施策を発表した。第1弾として位置情報ゲーム「Ingress」関連作品の公式販売を始める。 作品の権利者と公式に連携し、メルカリを介した2次創作物の流通に対し、限定的なライセンスとロイヤルティーを設定。取引成立時に、出品者が権利者に売り上げの一部からライセンス許諾料を支払う仕組みを用意し、2次創作物の流通プラットフォームとして公式に認める。 第1弾としてNianticと提携し、「Ingress」の2次創作物の公式販売を解禁した。活発なプレイヤーコミュニティーを持つ同ゲームは、これまでも頒布会などが定期的に開催されている。運営側は、非営利の表現活動はガイドライン上で認めていたが、金銭的対価が発生する場合、営利性の判断が難しかったという。
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