2色の柄のあるドレスを巡って、「黒と青か、それとも、金色と白か」と人によって見え方が異なることにヒントを得て、顔や手足に青黒いあざがある女性がDV=ドメスティックバイオレンスの防止を訴えるキャンペーンが注目を集めています。 これにヒントを得て、国際的なキリスト教団体の南アフリカの支部がDV=ドメスティックバイオレンスの防止を訴えようと、よく似たドレスに身を包んだ女性の写真をインターネットや地元の新聞に掲載しました。 女性は顔や手足にいくつもの青黒いあざがあり、「黒と青を見ることが、どうしてこれほど難しいのでしょうか」というメッセージが添えられ、多くの女性がDVの被害に遭っていることから目をそらさず、女性への暴力を止めようと訴えています。団体によりますと、この写真はインターネットに公開してから数時間で1600万人以上に閲覧されるなど、大きな注目を集めているということです。